恋しました。【マホト】 (ページ33)

今日:32 hit、昨日:1 hit、合計:63,108 hit

episode 31 ページ33

香里奈さんと廊下に出た

「ねぇ、Aさん。

これどうゆうことですか？」

そう言って携帯を見せてきた。

そこにはシルクと私がハグしてる写真。

これは間違いなくさっきのシルクが怒っていて慰めてる時のやつ。

どうしてこんな写真……

「シルクさんとAさんって別れてますよね？

でも、どうして抱き合ってるんですか？

もしかして復縁されたんですか？
おめでとうございます！！

でも、視聴者さんたちは付き合ってること知らないですよね……

この画像バラまいたらどうします？笑

大変なことになりますね、笑」

香里奈さんは自分の言葉を淡々と進めていく。

なにか言おうとしても遮られてしまう。

シルクと復縁してない

バラまかないでください

ちゃんと言わないと

『すみません。

その写真はさっきシルクが何かに怒っていてジンくんとンダホくんに呼ばれて慰めていて

仲直りのハグみたいな感じです。

シルクと私は復縁してないです。

後バラまかないでください。

シルクたちに迷惑がかかってしまうので、

こんな事でFischer'sの未来を壊したくないんです。』

香里奈さんに思ってることを全て言ったと思った。

すると

香里奈さんは

「んふっ

あはははは！！

マホトに近づかないって約束したらいいわよ。

そしたらバラまかないであげる笑

仕事の時でも必要な時以外は喋らないで！

私のマホトだから！

分かった！？

目障り、帰って」

香里奈さんは嘲笑うかのように笑ったあと

冷たく言い放った。

私は

『……っわかり…ました…

約束します。

約束守ってくださいね。』

そう言って廊下を出た

私は言い返すことが出来なかった。

Fischer'sの未来を壊したくない。

これが1番。

でも、マホトくんと喋れなくのは

すごく辛い。

悲しい。

私は荷物を持ってシルクを呼んだ