恋しました。【マホト】

episode 17 ページ18

ジンside



Aちゃんと喋り終わってすることがなかった俺は


携帯をいじる。


ふとマホトを見たときに俺を少しだけ睨んでいるように見えた



不思議だな。


あいつには香里奈ちゃんがいるのに、

あまり好きじゃない状態だけど。



もしかしたら………いや、ないない


さすがのあいつでもないと思うわ。




一人で考えているとマホトがAちゃんに話しかけた


「ねぇ、Aちゃんだよね？


なんで来たの？」



！？


冷たい言い方……



『今日は撮影のお手伝いで……』



「あそ、手伝いくらいだったら香里奈でも出来るから帰っていいよ？」



なんだよあいつ。


最低じゃん。



でも、



「いるならいていいけどね」


最後にマホトはそう言った。


マホトは嫌いな奴と好きな奴にだけ冷たい言い方をする


でも、嫌いであんな言い方をするとは思えない


あいつはその人の中身を知ってから好きか嫌いか決めるやつだ


ってことは……




一目惚れか？



冷たい言い方をしたマホト。

それは好きだから？
それとも嫌い？


でも、これだけははっきり言える



嫌いって言う選択肢はないと、



『では今日の撮影について話してもいいですか？』



本題はこれだ笑



普通に忘れてたわ笑



「「「「「「はーい」」」」」」



その時香里奈ちゃんがAちゃんを睨んでいたのを見てしまった

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