trois ページ4
｢悪いね、朝早くから｣
薄く笑顔を浮かべる男、コムイ・リー
一見そうは見えないけど簡単に言うと偉い人
｢今回の任務はどこだ｣
｢ドイツだよ｣
コムイがユウの問に答え、壁に掛けてある地図を指した
｢ドイツ北部にある森林地帯のダンケルンという村なんだが−−｣
要はその『帰らずの森』とやらを調べてくればいいわけか？
｢では､今すぐドイツへ向かい､探索部隊の救出に当たってもらいたい｣
....あれ？探索部隊の救出がメインだったのね
やっぱり話はちゃんと聞かないとダメだね�・
ドイツ北部の町､ミッテルバルドへ着く頃にはもう昼を過ぎていた
日が暮れる前に森を抜けなければいけないため、急いでいるのはわかるが....昼ぐらい食べたっていいじゃないかと思う。
まぁ、そんなにお腹が減っているわけでもないし、よしとしよう。
ふと横を見ると そこにいるはずのユウがいない！
焦って辺りを見回すと､老爺と話をしていたらしいユウが戻ってくるところだった
｢おいていかれたのかと思った....｣
ユウの顔を見ずに呟いた
｢ったく、てめぇが遅いのがわりぃんだ｣
とぶっきらぼうに言われ 何故だかいたたまれない気持になってくる
柄にもなく俯いていたからだろうか
ユウの手が頭に伸びてきて無造作に撫で回される
｢何考えてるか知らねぇが､任務に集中しろ｣
後少しだ、と言われる....
なんだ、気づかれてたのか....まったくユウには敵わないな
「ん、ごめんね？」
「あぁ、この森を抜ければすぐだ。行くぞ」
「おう」
ユウとの任務は比較的楽である。
というより、昔から一緒にいるせいか何か落ち着くものがある
いわば鎮静剤の様な物かもしれない
立札の横を通り新緑の森に足を踏み入れた
この時代に『魔女伝説』だの『魔女の村』だの馬鹿らしく思える
鬱蒼とした小道を会話もなく歩きつづけているが
村の手前にあるという谷はまだ見えてこない
ひたひたひた―
常人には聞き取れないであろう、ひそめた足音が近づいてくる
「黒の楽器発動、ヴィブラシオン」
静かにイノセンスを発動させ超音波であたりの生命体反応を探る。
動いている物が２６、しかし生命体反応はない体温もない、となるとアクマか
ん？俺たち２人のほかに人間か？かすかに震えている様子が伝わってくる
まあ、そっちは後でどうにでもなるだろう
まずは殺気ダダ漏れのアクマから始末するか
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紫乃(プロフ) - アルビさん» よかったです！ありがとうございます！！ (2015年3月4日 21時) (
レス) id: c98a39da2c (このIDを非表示/違反報告)
アルビ(プロフ) - 柴乃さん» 大丈夫です！じゃあ、サイト様に飛びまーす!!((ﾋﾞｭﾋﾞｭﾋﾞｭﾋﾞｭﾋﾞｭｰﾝ！ (2015年3月4日 20時) (レス) id: 886e5bbaf1 (このIDを非表示/違反報告)
柴乃 - アルビさん» 閲覧、ご報告ありがとうございます。保存がうまくいかなかったようで、ご面倒をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。今度は大丈夫だと思いますが、いかがでしょうか？ (2015年3月4日 20時) (レス) id: 977b39875f (このIDを非表示/違反報告)
アルビ(プロフ) - お話は解りました。ですが、URLが貼られてなくて、サイトに飛ぶことが出来ません。再度、URLの確認をしてみては如何でしょうか？ (2015年3月4日 19時) (レス) id: 886e5bbaf1 (このIDを非表示/違反報告)
神田ユエ - 本当ですか！！ 嬉しいです！！お互いがんばりましょうね！！ (2015年2月7日 19時) (レス) id: 820ceb09bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫乃 | 作成日時：2014年11月2日 12時
