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緑Side
ヤスのおねだり顔って、俺からみても可愛いくてついつい応えたくなってしまうし、それより…ヤスの後ろでしてやったりの顔しとる亮ちゃん。まぁ、さっき亮ちゃんの事をちょっとからかって怖がらせてもうたしな、まぁしゃーないちょっとだけなら…このふたりに聞かせてあげようかな。
「信ちゃんからのプレゼントはな…｣と話し出すと身を乗り出すふたり。
「家具やった…」
そう言うと『？』て感じで首を傾げるヤスと目を見開く亮ちゃんの反応がおもろくて(笑)
そりゃそうだよな…誕生日プレゼントが『家具』て聞いたら普通はそんな反応やろな。なんたって、それを貰った俺がそん時は一番『？』
やったんやから…
誕生日当日に『絶対在宅しとけ！』と半ば強制的に家に居させられて…
もしかして、誕生日やし信ちゃんが仕事抜け出して会いに来てくれるんやろかてちょっと期待しとったんやけど
約束の時間にインターフォンが鳴ってウキウキしながらカメラを覗くと、なんやムキムキで筋肉自慢そうなお兄ちゃんがふたりカメラを覗きこんどる。
「信ちゃんからのプレゼントて…ムキムキのお兄さん？そんなん要らん(涙)別に俺、オトコが好きなわけやない、信ちゃんやから好きなのに。信ちゃんのアホ！｣
カメラに映るお兄さん達を見て放心してなかなか対応しない俺にカメラの向こうのお兄さん達が
「日時指定のお荷物をお持ちしたのですが、大型の荷物なので運び入れて良いでしょうか？」
と遠慮がちに声がかかる。
「あっ…荷物か」と我に返りながらお兄さん達がプレゼントや無かったんやと胸を撫で下ろした。
以前、俺がカッコイイと思う身体は『ムキムキの筋肉質な身体』と言うたから、信ちゃんが勘違いしたんかと思ったわ…結構、信ちゃんて天然やからやりかねない。
エントランスを解錠すると、程なくして部屋前のインターフォンが鳴る。
筋肉質なお兄さん達が運んで来たのは、めっちゃデカい荷物で…何が何なのか全く俺にはわからん？
「先方から指定されたお部屋に設置させて頂きますので失礼いたします！」
そう言って普段は使われてない何も置かれてない部屋に荷物を運び入れ組み立て始めた。
呆気に取られながら、眺めているとあっという間に出来上がったのは…
部屋の真ん中に高級なマットが乗せられたキングサイズのベット…
ベットが組み立てられたら、あのお兄さん達は風の様に去っていった…押し倒されなくてよかったわ(笑)そんなオプション要らんけど
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Vanilla(プロフ) - ちかさん» いつもコメントありがとうございます。とても嬉しいです。前回のお話がちょっと切ないお話だったので、今回は明るく可愛いお話を書いてみようと思っています。ただ、スローペースなのでお誕生日には、多分間に合いませんがw楽しんで頂けたらと思います (2017年11月22日 22時) (
レス) id: 1894f957fc (このIDを非表示/違反報告)
ちか(プロフ) - 遅ればせながら、移行おめでとうございます（≧∇≦）最近、髪も切って男感の強い青色さん。可愛い青さん不足になりつつあるので、是非 是非です^ ^まったり 甘々な山田。楽しみにしてます^o^ (2017年11月21日 23時) (レス) id: 19b6facfd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Vanilla | 作成日時：2017年11月10日 18時
