前世薬師だった少女は、いまは殺し屋⁉

三十九話 ページ39

貴方side





「……先生？」





こ「どーしたの？A」








なんか先生の声がした気がする……






振り返っても先生はいないし……。気のせいか。








………ん？そういえばさっきころん君が私のこと呼び捨てで呼んでた気がする…





すると








？「こっちもいるのか！野郎ども！こっちもやるぞぉぉぉ‼」






樹解組……かな。多分。






もしかしてあっちに先生と未央がいるのかな！こっちもって言ってたし。







「ころんくん！」





こ「おっけー！すぐ終わらせるよ」






ころん君はそう言って、前に出てきた。






戦闘態勢だね。






刀も出してるし。








めっちゃ真剣な顔してるし。






よぉし！私もポーションを出してやっつけよ！









私はダメージのポーションを出した。







毒のポーションは、材料が尽きて、もう作れなくなっちゃったんだ。










私がそう思ってると、次の瞬間＿＿＿







樹「おらぁ！」





こ「ッ！A！」





え？





私は前を向いた。







そこには樹解組が不敵な笑みを浮かべていた。






ひっ！怖い！






「おりゃああああああ！」






私はとっさにポーションを投げた。





こんな声出して恥ずかしいけど！







樹「くっ、何だこれ…………！うわぁあああああ！」






うるさいなぁ！







でもこれは、ダメージだけだから、死にはしないんだよなぁ。







そうだ！





こんな作戦はどうだろう！






まず私が、ダメージのポーションを投げて、ころん君が駆けつけて、やっつけるって感じ！







よし、ころんくんにつたえてこよう！







そして私はころん君に作戦を伝えた。







まぁあっさりとオッケーしてくれてね。






すると樹解組がめっちゃ集まってきたわけですよ。








よし！作戦開始！




「えいっ！」





こ「よし、あっち行くよ！Aはここで待ってて！」





その間に、私はポーションを詰め替える！




そして投げる！








そんな作戦で、いっぱい倒せたんだよ。







でもボスとか居そう……






？「お前らか。俺らのアジトを邪魔したのは」




こ「ん!?」




「え、もしかしてこいつ、ボス？」






？「そうだ。俺はこの樹解組のボス・








　 叶 解打だ」








叶 解打!?




聞いたことある。この人は…幸せを壊すものと呼ばれている…あだ名は



Hell gate

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