前世薬師だった少女は、いまは殺し屋⁉

二十五話 ページ25

んんんん？えっと、さとみくんが言ったことを整理しよう。


なーくんが、私のことを守れって言った？


ごめん。分からん。


わけわかめ。


あ、でも帰らせようとしているのは、ここが危ないってことだね！うん。


知ってた！それなら透明化のポーション使えばいいじゃん。


そうしたら気づかれることなく全滅することができる気がする。


よぉし、そうなれば！さとみくんにもこれ飲ませよ！


「これ飲んで！」


さ「は？」


ま、そういう反応になりますよねぇ。


適当に言っておこ。


「これは回復のポーションです！」


さ「これが莉犬の言ってた……？」


さとみくんは、よくポーションを見て、しぶしぶ飲んだ。


めっちゃ苦そうな顔してるけど………？これそんなに苦いのかな。


え、飲みたくなくなってきた。


えぇぇぇぇ。


でも仕方がない！私の作った薬だ！



ごくごくごく！





………苦ぁぁぁぁぁ！


苦すぎるんだけど。


ちょっと改造するか。


するとさとみくんがこう言ってきた。


さ「おい、これどうなってんだよ！この薬飲んだら、敵に気づかれなくなったぞ！」


んんんん？敵にいつ会ったのかいさとみくん？


でも、これでこのポーションは、効くということが分かったなぁ！これで全滅！する！




でもその前にこのポーションのことを言わないとね。



私はさとみくんにこのポーションの仕組みを言った。


さ「すげぇな………。」

「これで敵をやっつけれるよ！余裕で！」


さ「そ、そうだな。よし、協力してやるよ」


フッ、と笑いながらさとみくんが言った。


無駄にイケボだな。この人。




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変なところで切ってすみません！

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