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2. ページ4

JM side


「…大丈夫だよ。気にしないで!」


そう声をかけると


『…うん』


元気の無い返事が帰ってきて


Aがちらっとテヒョンを見た


女の子達に手を振るテヒョンにがっかりとため息を吐きそうになったことまで僕には分かった


きっと今、声をかけたのがテヒョンだったらって思ってるんじゃない?


テヒョンはAを好きで、Aはテヒョンを好きで


僕がそれを知ってるのはそれぞれから相談をうけたから


2人がお互いにお互いを好きだということに本人達は気づいてない


結局、落ち込むAの手を引いてテヒョンの後を追うようにAと2人で校舎に入る


上履きを履き替えようとしてちょっとつまづいたAを見て可愛いなと思った


そのあとのすこし照れた顔にくすっと気づかれないように笑った


そして、こう思った


«これでいいんだ»って

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作者名:nodokau0802 | 作成日時:2019年4月22日 23時

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