仲の悪い親子

光ちゃんと宿題と私 ページ50

これはうちが小学生のとき
週間末は光ちゃんのお家に行くことが多かった

「光ちゃんただいま！」

『おかえり、』
そういうと決まって頭を撫でてくれる

手を洗って
リビングの机に行きランドセルから宿題を出す
光ちゃんは後ろのソファーでコーヒーを飲みながら宿題を見てる

理科の電気に関するプリントで黙々と解いていく

豆電球が更に明るくなる方法が問題として出ていた


解らん、何これ

あまりに鉛筆が進まなくて
光ちゃんが隣に座って
光一『これはな、直列に繋ぐと電流が沢山流れるから、直列に繋いだらもっと明るくなるんよ』

光ちゃんの教え方はとっても上手で図も書いてくれる

「光ちゃん凄い！」

『理科とか科学は解れば解るほど面白いんよ！相対性理論とか人生の見方が変わるしな♪』

「何それ？」

『今はまだ解らんでええよ、』

多分難しい話なんだろうな、、、

それからはサクサクと解けていき他の宿題も終わった

光一『終わった？』

「うん！もう宿題無い！」

『なんかしたいことあるか？』

「パンちゃんとお散歩行きたい！」

『ん、なら行こっか』

リードをつけて玄関を出る

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続編できました！
短編集のような感じになってます！
リクエストも受け付けているので続編の方のコメント欄にお願いします！

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