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移動することが決まってからは淡々と時が過ぎ東京の病院へ移動する日になった









ついたのは大きな総合病院で設備も向こうよりしっかりしている








少し痛むお腹を気にしながら病室まで向かう
看護士『お腹痛む?大丈夫?車椅子持ってこようか?』

気づいたのか気にかけてくれる

「このくらい歩けんと、大丈夫です、ありがとうございます。」

断りを入れて病室に案内してもらう
荷物はもう届いていて困ることはない









何か思い出したように看護士さんがいう
看護士『そうそう、隣の部屋がお父さんの部屋だから寂しくなったらいつでも行けるわよ!』

この看護士からみたらうちは子供で、完璧に子供扱いしてくる









だが、今日は行きたくない
ここまで来たのは確かにパパに会うためだが、
光ちゃんの説得とパパが心配しているのも少しある
だから病院を移ってきたが
いつ行くかなんてのはうちの自由だと思う

「今日は移ってきたばっかりで少し疲れたんで辞めときます、」

看護士『そうね!今日は疲れたわよね!大阪から東京なんて疲れるもんね!伝えておくわ!』

「父はここにいること知ってるんですか?」

看護士『いいえ、まだ言ってないわよ?隣に誰か来ることは知ってるみたいだけど』

「ここにおること内緒にしてもらえませんか?」

看護士さんは不思議そうにして、わかったような顔をした

看護士『わかったわ!サプライズでしょ!わかった内緒ね!お父さんの担当も私だから安心して!言わないわ!』









別にサプライズというわけではないが看護士さんは満足そうに部屋を出ていった









なんだかお姉さんみたいな看護士さんが担当になったなー









別にサプライズというわけではないここにおることが分かったらパパはすぐ来るだろうとにかく今日は会いたくない









明日、明日行こう
こっちで暮らすことになったら必然的に会話をするだろう
そうなったときのリハビリだと思って会話になれるためのリハビリだと思って









ほんとは少し怖かったりする









なんであのとき病院を移動するなんていったのだろう









小さいときに見たパパの不安そうな顔
今回は不安で体まで壊したのだ









仲が悪かろうが親子であるのは変わりはなく
うちのことを心配して体を壊したのだから少し気にやむ








明日少しだけパパと向き合ってみよう
もう充分逃げた









そう思いながら運ばれたご飯を食べる

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(プロフ) - いえいえ! (2019年5月8日 0時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー - 舞さん» いいですね!やっぱりちょこちょこ出る感じが良いですか?やっぱり事務所はジャニーズが良いですかね?それとも思いきって事務所無しとかもいいと思います!アイデアありがとうございます! (2019年5月7日 21時) (レス) id: 5dcb618811 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 芸能界デビューとかどうでしょう? (2019年5月7日 21時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー - 舞さん» 助かります!ありがとうございます! (2019年5月7日 20時) (レス) id: 5dcb618811 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はい!思い付いたらコメント書きますね! (2019年5月7日 17時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チェリー | 作成日時:2019年4月26日 21時

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