仲の悪い親子

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午前10時
足が痛み、少し引きずり気味だが楽屋に入り
いつも通り光一と楽屋で過ごす

光一『足、どうしたんよ？痛そうやな』


なんとも嫌なことを聞く


『Aとこいった、
あいつと言い争いみたいになって投げられたコップで切れた』



光一『は？なにいうたんよ
そんなAがキレるまでなにいったん？』

『愛想よくできんの、とか
そんな感じに育てた覚えない、とか
………嫌いっていうた』

光一『そらキレるな、
剛君言い過ぎや、自分距離おいて
そんな感じ育てた覚えない、とかいうたらあかん
Aの人生の半分もおらんかったようなもんやし』





Aと同じことを言う



光一『それで？そのあとは？』

『でてけ言うたら出ていった』


ﾊﾞﾁﾞﾝ
殴られた
『、、、った』
顔を上げたら光一が物凄く怒っていた




光一『剛くん何考えとるん！！
剛くんがわるかったんよ！
Aがコップ投げてもしかたないことやん！！！
なのにでてけとかいうてAをどんだけ傷付けけとるんかわかっとる？
少し頭冷やし、、、』



そう言うと光一は出ていった


なんやの、

少し頭を冷やそうと窓を開けて落ち着く








しばらくたってスマホがなったAの学校からやった
{すいません、中学校のものですがAさんは今日は欠席ですか？}









は？


あいつ行っとらんのか
友達の家おったら一緒にいくやろし


僕の実家？
いや、おかんが電話するはずや
どこいった？









とりあえず『欠席します』
とだけいっておき話は済ませた

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