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架空の街 ページ1

「強ければ、いいんだけどね。」





不気味に微笑んだ女は、グラスに口をつける。




氷が光を反射して、光る。





きらっ、という効果音は、このためにあるのではないか。





「今回来る人たちの実力は、あたいだって、知ったこっちゃないさ。」





女を横目で流す彼女は、グラスを片手に、鳥へちょっかいを出す。



ピピ、と鳥は逃げようとする。




「させっかよ。」



わしっと鳥を捕まえ、首を絞める。




鳥は、抵抗もせず静かに首を垂れた。

ー→



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作者名:N | 作成日時:2017年3月19日 23時

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