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「世界最悪の魔女ねえ…。」
また災難が襲ってくるとは…。
ハーデンベルギアは、頭を抱えた。
「ともかく、教えてくれてありがとう。助かったわ。」
ハーデンベルギアは、席を立つ。
「では、私はそろそろ。」
イース・リヴェルタも席を立った。
「またきてね。待ってるよ。」
女王になったとは思い難い無邪気な笑顔をイース・リヴェルタに向けるとハーデンベルギアは、その場を堂々と歩きながら去った。
去り際は、さすがである。
イース・リヴェルタは、一息つくと帰りの支度を始める。
ペンや紙をバッグにそっと入れる。
そして、庭の方へと歩いていった。
「さようなら。」
おそらく、もう二度とくることはないだろう。
そんな予感を胸にしまいながら。
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作者名：N x他1人 | 作成日時：2017年3月18日 17時
