【舞台俳優】がんばれ、丸野くん！

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審神者「来たれ、新たなる刀剣男士よ！」


白山『…わたくしは、白山吉光。吉光のきたえた、つるぎ、です。嫁入り道具であり、冥福を祈るものでもあります。どうかよろしくおねがいします。』


ここで舞を1つ披露する。顕現シーンは白山くんの初登場場面だから少しでも印象に残るように言われたことを意識して舞う。神により近いということを表現するように指先まで意識する。



審神者「大倶利伽羅。今度の戦いで一緒に出陣していただきます。その前に本丸や仲間の紹介をお願いしてもいいですか」


伽羅「…馴れ合うつもりはない」


審神者「お願いしましたよ」


伽羅「…おい、白山吉光。着いてこい」






次の場面は本丸の案内。後ろからこっそり着いてきたにっかり青江と出会うシーン。


白山『背後に刀剣男士の感有リ……にっかり青江と判別』


青江「おや、よくわかったね」


伽羅「お前、いつからそこに」


白山『なんの用でしょうか』


青江「これといった用はないんだけどもね。新しい仲間がどんな風なのか気になってしまって」


白山『…そうですか』


青江「同じ本丸の仲間だ。仲良くしようよ」


白山『わたくしはつるぎ。刀とつるぎはちがいます。皆不気味に思います。』


青江「だったら僕もそうだよ。幽霊を切った刀だよ。みんな不気味がるさ」


伽羅「…もういいか。案内を続けるぞ」


青江「すまないね。どうぞ」



一瞬でも気を抜いてしまうとこのふたりの演技に飲み込まれてしまう。そこにいるのは人間ではない刀剣男士なんだと演じているこちらまでが錯覚してしまう。




審神者「新たな部隊を編成します。隊長大倶利伽羅」


伽羅「群れるつもりはない」


審神者「和泉守兼定」


和泉守「へいへい、副隊長でいいのかな」


審神者「堀川国広」


堀川「お手伝いなら任せて！」


審神者「にっかり青江」


青江「出番かな？」


審神者「物吉貞宗」


物吉「はい！幸運を運びますね！」


審神者「そして、白山吉光」


白山『命令を受領しました』



審神者「この編成で任務に当たって頂きます。敵の狙いは徳川家光。」



白山『命令を実行します』


各々の出陣のセリフを言い終わると、審神者の第1部隊出陣！との声とともに刀剣乱舞が流れる。ようやく始まったのかと高揚感があるが、まだまだ先は長い。気を引き締めて頑張る。

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