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Aside



その後荒木さんから頂いたアドバイスを元に自分なりに白山くんと向き合って沢山考えた。自分なりの答えを出して僕にしかできない白山くんに1歩ずつ近づくために。



「うん、さっきよりはだいぶ良くなった。」


『ありがとうございます、』


「きょうはもうお終いにしよう。明日も丸野くんのシーン最初にやろう」


『はい。よろしくお願いします』


「じゃあ今日はとりあえず終わりで。明日は全体の動き合わせます。立ち位置とか動きとか細かいのは明日指示します」




茅野さんの一言で今日の稽古は練習した。皆さんに遅れまいと、3ヶ月前から練習を始めた。しかし、舞台でやってきた差は大きく、たくさん注意される結果となってしまった。明日は同じことを注意されないように頑張らないと。



「Aー」


『はいっ』


「これからなんか用事ある?」



今日注意を受けたところを少し練習してから帰ろうかと思い、ノートをパラパラめくっていると樟太郎くんに声をかけられた。




『今日言われたところ少し練習しようかなって』


「あの、神技のシーンか。そっか」


『僕なにかしましたか?!えっ?』


「ちゃうちゃう!ご飯行かん?ってお誘い」


『ご飯…?びっくりしましたよ〜。なんか悪いことしちゃったっけ?とか思いました!』


「どう?いく?みんなで行くんだけど。」



少し練習しようと思っていたが、先輩からのお誘いはありがたい。お腹も空いてたし…うん。家に帰ってから少し確認すれば大丈夫だし、明日朝早く来てもう一度確認しようと思う。




『ぜひ!行かせてください!』


「よっしゃ!じゃあ今日はAの親睦会やな!Aも参加するそうでーす!」





すると遠くからよっしゃーとかやったーとか声が聞こえて、僕も嬉しくなった。手に持っていたノートやペンをポーチにしまい、リュックの中に入れる。人とご飯に行くこともなかったから少し浮き足立ってしまう。




「ゆっくり準備してもええんやで?」


『なんかワクワクしてきて!』


「そっか〜!美味い飯食わしたる!」


「払うの樟太郎じゃないけどね」




たまたま通り掛かった荒木さんがボソッと呟くようにそう言い、樟太郎くんが焦ってあたふたするから、ちょっとだけ笑っちゃった。




「荒木さん!しー!」


『ふふふっ!』


「A笑うなや!」


『ごめんなさーい!』

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むんさ - 話が好きでいっきに読みました!!リクエストなのですが真剣乱舞祭のバックステージとか書いて頂けないでしょうか🙏 更新待ってます。 (7月11日 22時) (レス) id: 2393d5040c (このIDを非表示/違反報告)
菜めし(プロフ) - ななりさん» リクエストありがとうございます✨️少し時間がかかってしまうかもしれませんが精一杯書かせていただきます! (2023年3月24日 16時) (レス) id: c0fc9bddc7 (このIDを非表示/違反報告)
ななり(プロフ) - コメント失礼します!いつも楽しく読ませていただいてます( ¨̮ )リクエストなのですが、個人的に流司くんとの絡みが欲しいな!と思います!流司くんに可愛がられる後輩…で見てみたいです!宜しければお願いします(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)” (2023年3月24日 13時) (レス) id: 40f404ad6b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菜めし | 作成日時:2023年1月29日 23時

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