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ーその後、土砂降りの雨が降り始めた。

教官は危険と判断し、メガホンなどで
皆を呼び寄せた


幸い、全ての班が来た


だかしかし、1人だけ居ない生徒がいたー…


「博井A…?」













松田side



あいつ、まじでいないらしいぞ。

え?こんな大雨の中、まずくないか?

やばいやつだ…これ。

皆いない生徒がいると聞き、ザワザワし始める

「なぁ零…Aはまさか…」

「同じ班のやつはどうしたんだ…」

俺達の班は心配になり、
Aの班、34班に聞きにいった。


「おいお前ら!Aはどうしたんだ?!」

「分かんないのよ!私達も雨で!」


女は分からないの一点張り。


男達はそれを庇うようにしている。

でも何かおかしい。


1人の男が動揺している。明らかに。


「ねぇ亜美ちゃん、普段つけている
あの可愛い髪飾り、どうしたの?」

「へっ、へぇ?」

「いやぁ、いつもは付けているから、おかしいなぁって。まさか落として、
Aと探してて逸れた、なんて事は無いよね?」


研二はいつもの女子に向ける笑顔じゃ無い。

目は氷の様に冷ややかだ。

「なぁ、Aがどこにいるか、
本当にわからないのか?」

零なども問いただした


すると相島教官が来た


「ちょっとお前ら、どいてろ」


そこで話し合いは終了。

教官はいいタイミングで邪魔しに来た…

まさか

「なぁ、諸伏」

「なんだ」

「あいつの父親とかさ」

「父親っていうか、あいつは確か
三河グループホールディングスの令嬢。
もしかしたら警察にコネを持たせるために
入ったのかもしれない」


…だとしたらやばい。


「おいお前ら、まず、Aの捜索が
第一優先だ。」

伊達の言葉で我に返った俺らは、

すぐに歩き出した。


しかし

「まて、もう日没だ。行くな。」


相島教官によって止められる。

クソ。命の危機が迫ってんだぞ!?

クソが…

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天雪(プロフ) - 天野陽菜さん» あ、涙が…はいもうむちゃくちゃ頑張ります。まじ頑張ります。 (2020年5月21日 21時) (レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
天野陽菜 - とても面白いです!これからも頑張ってください!応援しています! (2020年5月21日 20時) (レス) id: 440185d5f8 (このIDを非表示/違反報告)
天雪(プロフ) - 黒瀬さん» ありがとうございます!清酒もなんか日本っぽいかと笑笑 (2020年5月20日 11時) (レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 - 候補がどれもドンピシャです笑笑案外清酒でも面白いそうですね笑笑 (2020年5月20日 11時) (レス) id: 1f6a6008e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:天雪 | 作成日時:2020年5月19日 18時

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