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7話 ページ8

先輩、なんか疲れてるな。

貴方「先輩、大丈夫ですか?」

千秋「ん?ああ。昨日、エリーゼに言われたんだ。シュトレーゼマンは弟子をとったことがない。俺を育てようとしていることは確かだって。やるからには完璧に。だろ?」

貴方「はい。私も頑張らないと。」

千秋「A、お前コンクール出るんだな。」

貴方「はい。次の次なので、マラドーナと同じくらいの時期ですかね。気長にやります。」

克服できるかわからないけど、頑張らないと。

千秋「そろそろ帰るか。荷物置いたらうちに来い。練習するぞ。」

貴方「はい。」

ーーーーー
それから数週間がたち、、学園祭前夜祭。

貴方「いよいよ明日ですね。今日は何か見ますか?」

千秋「そうだな、、」

多賀谷「真一、Aちゃん。」

あ、彩子さん。

多賀谷「オペ研来てよ。魔笛やるからさ。」

魔笛?すごい。
見たいかも。

千秋「ああ。A、行くぞ。」

貴方「はい。」

ーーーーー
魔笛すごかったな。
ん?なんか人だかりがある。

千秋「なんだ?あー、Sオケか。」

貴方「行きましょうよ。面白そうです。」

千秋「ああ。そうだな。行くか。」

@ホール

すごい人。

貴方「楽しみですね。」

千秋「ああ。」

♪〜

ん?マングース?

千秋「のだめ?」

貴方「ですね。」

ピアニカがチューニングの手伝いしてる。

みんな袴着てる!
真澄ちゃんはお姫様ドレス!

千秋「かっこいいじゃん。芸が細かい。」

確かにピアニカ隊のパートわけもうまいし、一人一人が個性を発揮できるような演奏!

出た!Sオケ名物。バイオリンを上げたり、コントラバスを回したりするパフォーマンス!

〜〜〜〜〜〜〜♪

「ブラボー」

(パチパチパチ)

貴方「いい演奏でしたね。」

千秋「ああ。かっこよかった。魅せるか。ああいうことか。だが、悪いな峰。本祭のトリは俺らだ。」

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作者名:愛梨 | 作成日時:2020年2月18日 13時

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