6.解説 ページ6
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「ノクターン 第13番 VI」 始まりました(*^^*)
ここでまた一つ解説を…
今回も前回と同様、叙述トリックを使ってみました。
でも立場は逆転ですね。前回皆様から「次は内田さんに…(♯`∧´)」とのお声が多かったので、完結前にこの展開をねじ込んでみました。笑
主人公の同級生「亮ちゃん」は、「天野亮輔」ではなく「天野亮子」でした。
あの夜電話をしてきた「天野亮輔」は、亮子さんの息子くん。
実は亮ちゃんとの数々のシーンでは、登場人物は主人公と亮ちゃんの二人ではなく、主人公、亮ちゃん、亮輔くんの三人だったというわけです(*^^*)
それでは、亮ちゃんとのシーンを振り返っていきましょう。
「Vの19.20.21話」では、やはり登場人物は三人です。描写を良く見てみればおかしな所が幾つもあるのですが…
例えば頻繁に使っている「あどけない笑顔」。
26歳の男性に使う表現としては微妙ですよね。
それに主人公は亮ちゃんのことを、「随分大人になった」と表現しているにもかかわらず。
亮輔くんと会話をしているシーンには、殆どに「あどけない笑顔」という表現、可愛らしい姿に「亮ちゃんと二人で笑い合った」いう描写を使っているので是非読み返してみて下さい^ ^
この時主人公はタクシーの車窓から”休日の景色”を見ています。これは「48話」の内田さんも同じものを見ているのですが、
昼間の時間帯に亮輔くんがいても不思議ではないということをアピールしています。
「今日って日曜日だっけ?」と言う主人公に対し、亮ちゃんは「祝日だから店も学校も休みだ」と答えましたが、一人なら「店が休みだ」とだけ答えればいいのでは?
きっと主人公は、亮輔くんが居ることを不思議に見ながら聞いたのでしょうね。
「あ、A、サラダよそってあげるよ。」この食事中に主人公はサラダをよそってもらいましたが、その描写が何とも不自然です。
”少々おぼつかない手つきで、お皿いっぱいに盛られたサラダ。”
料理上手でパティシエの亮ちゃんが、”おぼつかない手つき”なはずがないですよね。この時サラダをよそってくれたのは、亮輔くんでした。
「29話」では、家に遊びに来た主人公を待ち構えて手を引いたのは亮輔くんです。そしてピアノの上に飾られたサインの話も亮輔くんと。
実はピアノに関する会話にも、不自然な点が幾つもありました。(解説2に続く)
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向日葵(プロフ) - 久しぶりにノクターンを全部読みました!!!やっぱり感動するしいいお話だなって思いました。早くきらきら星の続きが読みたいなって改めて思いました。。。待ってますね!! (2015年11月21日 15時) (レス) id: 625bd2f9b0 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 初めまして。この小説を初めて読んだ時にコメントさせてもらおうかなと思いましたが全部読んでからと思って、今日になりました。最初に読んだ時から引き込まれて、毎朝の日課になって、朝が楽しみになりました笑少しでも私の気持ちが伝わっていればと思います(o^^o) (2014年10月24日 16時) (レス) id: 89de68dc72 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 完結おめでとうございます!そして、素敵なお話を読ませて頂いて本当にありがとうございます。温かくて、柔らかくて、読んでるだけでこっちが幸せな気持ちになってしまいました。なんだかいつまでもこの2人を見ていたい、と思ってしまう程です。このお話が大好きです。 (2014年10月4日 9時) (レス) id: 02821e7e3d (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - 本当に面白かったです!クラシックは全然知らなかったんですけど、でてくる曲全てが気になってたくさん聞きました笑これからも頑張ってください!!! (2014年9月9日 17時) (レス) id: fd4e1ac951 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 初めてコメントします!!!!素敵なお話をありがとうございます!毎日読んでて幸せでした!こんな素敵な作品初めてです!素敵すぎて、なかなか抜け出せません…(笑)リピートで読んでいます。この二人が大好きなので、続編楽しみにしています!素敵な作品ありがとう (2014年8月26日 23時) (レス) id: 3e907fcd61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:laiz | 作成日時:2014年6月28日 20時