３ ページ18
※占いかっ飛ばします。すみません。
翌日。
家康による旗印が掲げられた。
その内容は…
家康「２４時間以内に、明智光秀を倒す。」
直政「明智！？」
「…秀吉じゃない…」
クラスが動揺に包まれる。
光秀「ぼ、僕…？」
どういうこと…？
魔村「なお、家康くんの指定により、旗印戦は明日の正午からにします。」
忠次「ま、明智は１００％負けるな。」
忠次たちがあざ笑う。
光秀は俯くと、教室を飛び出していった。
みやび「明智くん…」
私は、光秀を追いかけて、図書室へ向かった。
「…光秀…」
光秀「…あ、Aちゃん…」
「…大丈夫…じゃ、ないか…」
私がそう言ってため息つくと、光秀は悲しそうに笑った。
光秀「心配、かけたね。ごめん。」
「いいの。光秀が無事なら。」
光秀「…Aちゃんは、優しいね。」
「そんなことないよ。」
私が笑って見せると、光秀は俯いた。
光秀「…Aちゃんは、誰の味方にでもなれるよね。」
「…え？」
光秀「…豊臣くんを変えたのはAちゃん。伊達くんと上杉くんを変えたのもAちゃん。」
光秀「…Aちゃんは、すごい人だよね。」
「…そんなことないよ。むしろ、私は助けられてるからさ。全然だよ。」
笑って見せると、光秀は、ボソッと呟いた。
光秀「…孤高の一匹狼。」
「…え？」
私が振り向くと、光秀はじっと私を見つめる。
光秀「…今からだいたい２年前くらいかな。不良たちの中で有名になった。仲間と一緒にいることを好まず、たった１人で敵を淡々と倒していく。その圧倒的な強さと孤独さ。それを継承してその呼び名が付いた。」
「…それが？」
笑みを浮かべながら言うと、光秀はゆっくりと私を見た。
光秀「…ずっとわからなかった。君だけが。何も読めなかった。わかったのは、風貌と眠ることが好きってことくらい。」
「…馬鹿にしてる？」
光秀「…褒めてますよ。」
光秀は続ける。
光秀「…でも、少しわかりそうなことがある。…Aちゃんは、本当は…」
そこまで光秀が言いかけた時、ガチャッと扉が開く音がした。
私たちは、一斉に振り向く。
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ティガ - ふゆうさん» ありがとうございます！めっちゃ面白かったですよね！あと、信長くんはみやびちゃんを守ってほしい！と、思いました笑 よろしければ、また一緒に語りましょう！ (2022年8月29日 8時) (
レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
ティガ - 駆凪さん» ありがとうございます！頑張ります！よろしければ、またコメントください！！ (2022年8月29日 8時) (レス) @page20 id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆう - とても面白くて更新楽しみにしております！私も最新話観ました！一旦家康と手を組んで闘うのか…！？と凄くワクワクしてます笑 これからも頑張ってください！ (2022年8月29日 8時) (レス) @page20 id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
駆凪 - すごく面白いです！！頑張ってください。更新楽しみにしています！！ (2022年8月23日 8時) (レス) @page15 id: a1142e8383 (このIDを非表示/違反報告)
ティガ - すずさん» ありがとうございます！頑張ってまいりますので、ぜひ、チェックお願いします！ (2022年8月15日 15時) (レス) id: 268efae554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ティガ | 作成日時：2022年7月25日 14時
