白い彼女と太陽みたいな彼 Part2

インクが4滴 ページ10

そしてどうにかお兄ちゃんを振り切り今はジンと二人で家に帰っている。

ジンはこうして毎回家まで送ってくれる。私はこの時間が大好きだ。

「なぁミツキ、明日どっか遊びに行かへん？」

「うん！行く！ユイとアオイにはもう伝えてある？」

「違う違う。2人でや。」

2人？それってもしかして・・・

「俺、明日ミツキとデートしたいなぁって思ってな。俺ら付き合ってからまだ一回も行

ってないやろ？だから誘ってみたんや！なんか予定あるなら違う日にするで！」

「行く行く！行きたい！デート、ジンとしたい！」

「そうか、なら行きたいとことかあるか？」

「私が言っていいの？」

「ミツキはもっと我儘言って良いって言ったやろ？」

「なら・・・遊園地行ってみたいな。」

「わかった！遊園地やな！集合時間は10時で良いか？」

「うん！あ、家着いた。ジンいつもありがとね！えっと・・・

「ん？」

大好き・・・だよ。」

「お、俺はミツキのこと大大大好きや！また明日な！///」

「ま、また明日ね。///」

《不意打ちはずるいやろ・・・》

《大大大好きって言われた・・・すっごく顔熱いけど嬉しい・・・》

《《早く明日にならないかな》》

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