白い彼女と太陽みたいな彼 Part2

インクが14滴 ページ20

・・・その後は、お互い顔を真っ赤にしたまま無言で過ごした。

そして、遂に終わりが来た。

「ジン、今日はすごく楽しかった。ありがとう！」

「俺の方こそありがとうな！すごく楽しかったで！

・・・家まで送ってくから帰ろうな。」

帰りたく、ないな。だけどジンに迷惑かけたく無いし、また、来れるから・・・

「うん・・・

また、一緒に来てくれる？」

「当たり前や！また来ような！」

キュッ

ジンの手、暖かい。

・・・そして遊園地から出ようとした直前、

【何かの気配を感じた】

「ねぇジン。」

「・・・あぁ。着けられちょるな。」

「私の言いたいこと、分かる?」

「んー、本当はやって欲しくないけどなー

・・・行くでっ！！！」

「うん！」

「「「誰だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！！！！！！！！」」飛び蹴り

「グボォッ！！！」

「うわぁっ！！！」

「お前らだれy・・・って・・・

アオイ！？それにユイも！揃いに揃ってどうしたん！？」

「いやー、ばれちゃったか・・・ばれたらばれたで、アオイ！計画実行ね！」

「あぁ」

「計画？って何すんやユイ！」

なんなんだ?

ぱさっ

「うわぁっ！！！何！？」

いきなり視界を塞がれた。多分アオイだろう。

「ミツキ、ちょっとゴメンな。怖いことはしないから安心してくれ。ま、着いて来て

貰うけどな。」

「う、うん。」

一体なんなんだろう？

ーーーーー

謎の2人組はユイとアオイでしたー！気づいた方いらっしゃいましたか?

実は2人のコードネーム、普段のインクカラーの色にしたんです！

ユイがコード・ピンクでアオイがコード・ブルーです！

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