No.14 桜の木の下には ページ16
──あれから約3週間後──
「桜の木の下には屍体が埋まってるらしい……」
木の下で何かを思い出すように云う中也さん
『ふぇっ？』と間抜けな声が出た
「梶井ってゆう同僚が云ってた。綺麗な花を咲かせるには必然的に屍体が必要なんだとか……」
何処か遠くを見ていた
『俺には判んねぇ』と私の膝に堕ちた
突然の事にアワアワしていた
「ちゅ……中也さん！ ○✕＠△￥※○！？」
自分でも何言ってるか判んなかった
「A……」
『はい？』と顔を近づけた
いきなり視界が歪んだ
近くにある筈の中也さんが見えない
「中也さん？ 眼鏡返して下さい」
「可愛いなぁ……今度からコンタクトな」
そんな事云ってないで眼鏡返して下さいよ
あと、貴方の為に淹れたアールグレイティー冷めますよ！
なんとか眼鏡は返してくれた
まだ、膝の上で寝てる
子供みたいな寝顔
「かわいい……」
橙の髪を撫で乍ら耳元で囁いた
アールグレイティー……冷めますよ
いつの間にか紅茶の湯気は消えていた
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のぶ(プロフ) - 和さん» ありがとうございます！是非評価の方もよろしくお願いします。また、やって欲しいデートがあったら教えてください！ (2017年5月30日 22時) (
レス) id: 02b87efdfd (このIDを非表示/違反報告)
和(プロフ) - うん。可愛い。更新楽しみに待ってます！！ (2017年5月30日 20時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
天原依愛(プロフ) - 新作おめでとー！タイトル気に入っていただけると嬉しい。更新頑張って！ (2017年5月5日 21時) (レス) id: f371f8209b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：女武将信長 | 作成日時：2017年5月5日 21時
