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これ以上の悪化を危惧したダンブルドアはAとの面談を試みた。
スネイプがAを校長室に案内した。
「蛙チョコ」とスネイプが合言葉を言うと、校長室へ続く道が現れた。
「先生は来ないんですか？」
「校長直々に1人で入るように言われている。早く中に入りなさい」
とスネイプに促された。
部屋に入るなり、ダンブルドアはAを抱きしめたが、されるがままにAは無反応だった。
その様子にダンブルドアは珍しく溜息をつき、「今の君を見ているとわしの妹を思い出すよ」と呟いた。
「まず、座りなさい。甘い物ならたくさんあるぞ。蛙チョコに百味ビーンズに……。あぁ、思い出した！ 君の屋敷しもべの二ーナからティーセットが贈られてきたぞ」
Aはニーナという言葉に反応し「ニーナのバタースコッチパイはありますか？」と質問した。
ダンブルドアは嬉しそうに頷き、紅茶を淹れた。
2人が席に着くと、ダンブルドアは質問した。
「君の成績はセブルスから聞いておる。メキメキと上達しているそうだね。最近はどんな魔法を習得したのかね？」
Aが「
ダンブルドアが杖をひと振りすると、霧は消えた。
「ハグリッドのヒッポグリフの世話をしてたら、目くらまし術もできるようになって、図書館にある呪文学の本を読み漁ったので、色々できるようになりました」
「それは素晴らしい。君の魔術は学年トップの力を秘めているよ」
ダンブルドアがそう言うと、Aの口元が緩んだ。
「それでは本題に入ろう。今日、君を呼んだのは他でもない君の今後について話し合いたくて呼んだ。君はどうしたいのかね？」
Aはしばらく黙り込み、バタースコッチパイを頬張り、そして、紅茶を1口すすり答えた。
「最初に死にたいと思いました。でも、この願いは叶えられないと分かっていたので、別の案を考えました。そしたら、ドラコの事が浮かびました。事件に巻き込んでしまって申し訳ないと、思っています。ずっと、謝りたかったけどできなくて、毎晩のように罪悪感に苛まれて眠れない日々が続いています。なので、ドラコに会いたいです。きっと、レナードも心配していると思うので会いたいです」
「そうか。話してくれてありがとう。今日はゆっくりお休み」
「はい、失礼します」
続く (更新停止中)
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凛花 - 続きが気になります！更新頑張ってください！応援しています！ (2020年9月21日 11時) (
レス) id: ce85d7e1fd (このIDを非表示/違反報告)
LN - 続き気になる!! (2019年6月9日 16時) (レス) id: 33cdc0490e (このIDを非表示/違反報告)
薫子(プロフ) - LNさん» ありがとうございます！ 終わり方が少し雑になりそうですが頑張って続けたいです！ (2019年6月4日 20時) (レス) id: 5ba346a41f (このIDを非表示/違反報告)
LN - 19年後まで頑張って！ (2019年6月4日 20時) (レス) id: 33cdc0490e (このIDを非表示/違反報告)
薫子(プロフ) - Aikuさん» Aikuさんありがとうございます！ これで終わらず、19年後までやりたいと思います！ (2019年4月27日 21時) (レス) id: fd70b2e7f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薫子 | 作成日時：2019年4月5日 23時
