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1話 ページ2

ザザー…ン………ザザー…ン

すぐ近くで聞こえてくるのは、波の音。
美しく目に眩しいほど煌めいている海だ。

上を見上げれば、入道雲がもくもくとして綿あめのように見える。うん、美味しそう。
下を見れば、まるで魔法の粉とかそんな感じのを思い浮かべる程きめ細やかな真っ白の砂があった。

つまりは、浜辺だ。それもかなり綺麗な。

『………え、嘘やろ』

もちろん私は困惑した。それも相当。

(あれ?あれれ?私目がおかしくなっちゃったのかな???あれれ?だって私コンビ二に行ってたもんね???あれ?行ってたよね???あれ??どこでもドア通った???自動ドアがどこでもドアなの???あれれ??いやんな訳ないわ???)

ご覧の有様でお送り致しました。
皆さん、こんにちは。いやこんばんは?
どっちでも良いか、えーと、私何?死んだの?
あれか?よくあるやつか?トリップ?転生?なの?

え、だってこんなの現実逃避するしか無いじゃん。
だってコンビ二居たもん。浜辺来てないもん。

よし、頭ひねろうぜ。思い出せ私…!!!

まずどうした?コンビニ行ったよね?んで次は?
えーーーと、あ、ジャンプ買いに行ったわ。
次どうした?あ、ここだわ。こっから記憶ねぇわ。
つまり、ここで………死んだ?のかな???

『えぇーーーーー………せめて読んでからが良かったよーー……………ちょ、めっちゃ気になってたんだけどぉぉーーーー………………』

ジャンプを買いに行ったのは、漫画を読むためだ。
それも私が一番大好きなONE PIECE。
それを読むために月曜の学校帰りにコンビニに寄ったのだ。それが読めずに何らかの形であぼんしたとなると…読めてない。
買いに行った意味、皆無じゃん。嘘やろ。

死ぬならせめて読んでからが良い…あ、駄目だまだ全部読んでない。完結まで読んでからせめて死にたかった……いや死にたくないけど。
ツゥーと頰に水が流れた。あはは、しょっぱいな…

さて、とりあえず目の水を拭いてから現状把握をしよう。うん、ここどこ?無人島?

見渡す限り、海、空、砂、船1隻!以上!!

まじて無人島じゃん!!?って、ん?船??!
船あるの?!!え、あるわ!?!嘘やろ?!
しかもなんかめっちゃワンピースっぽい船だわ?!
え?!嘘やろ?!?ちょ、こっち気づいて?!?

あ、気づいたっぽいわ!!!助かった!!!
こっち来てくれてるから多分気づいてるよね?!

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作者名:コルク | 作成日時:2019年7月1日 0時

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