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memory 3 ページ4

Aside




カタカタカタ…、カタッ



『よし。公安に持っていく資料はこれで良いわね』


今は…え、もう1時なの!?


お昼過ぎてたのね…確かにお腹が空いたかも。


何処かで食べて来ようかしら。


うーん…何か良い所……


…そういえば、この間たまたま見たグルメ雑誌に米花町の喫茶店が載ってたわよね。


それに、これから行く公安の人もそこでアルバイトしてるって話だったわ。


決ーめたっ!そこにしようっと。


ついでにその人にも挨拶して来よう。


ふふ、ビックリするかしらね、その人。


こういう時、“特別捜査員って便利だなぁ”と思うわ…
あ、メアリーさんも何か食べるかしら?


『メアリーさん、お昼食べて来ますね。何かいりますか?』


新聞を読んでいたメアリーさんが振り返る。


「いや、私は大丈夫だ。ゆっくり食べてくると良い。昨夜、何か忙しそうにしていたからな…」


『うっ、バレてましたか…』


ギクっと肩を揺らした私に、メアリーさんがため息をつく。


「何をしていたのかはわからんがな…。……あまり無理をするなよ」


『は、はい…』


…一応パソコン持って行った方が良さそう…。


置いていったらその隙にハッキングされてそうだわ…(汗)


……メアリーさんなら、やりかねないかも……


まあそれは置いておいて…


えーっと、パソコンと…お財布と…それから…スマホぐらいで良いかしらね。


…よし!準備OKね!


『では行って来ますね。何かあれば、連絡して下さい』


「ああ。奴らに気をつけてな」



奴ら…組織ね。



まあ、何処で目を光らせているか分からないから、用心するに越したことはないけれど。


『ええ。充分に気をつけます』


そう言って、ドアを閉め鍵をかける。


…本当に大丈夫かしら、メアリーさん。


まあ、今までもお姉ちゃんがいない間は1人だったわけだし。


鍵もかけたから、大丈夫!…なはず…


心配してたらきりないし、さっさと行っちゃいましょ。






















…フフ、待ってなさい––––––



安室透…いや、





































降谷、零さん

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作者名:トワイライト | 作成日時:2017年4月27日 21時

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