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岩本 ｢そろそろ起きろ〜｣
阿部 ｢そろそろメイク始まるってよ｣
渡辺 ｢んん、まじ…？｣
深澤 ｢大マジだよ｣
佐久間 ｢にゃはつ！寝癖やばっ！｣
目黒 ｢Aも起きよ？｣
｢ん、おはよ蓮くん｣
目黒 ｢うん、おはよう。顔洗い行く？｣
まだ完全に覚醒仕切ってない俺とA。
目黒はふわふわしていて危なかっしいAを支えてやりつつ世話を焼いていて、涼太とか照、阿部ちゃんなんかはラウールと康二を起こしに行ってる。
目黒に支えられつつ離れていったAを目で追っていれば、残ったふっかと佐久間が何故か胡散臭い笑顔を浮かべながら俺の前に立ってきた。
｢なに｣
深澤 ｢いや？ただ可愛かったなぁーって｣
佐久間 ｢翔太も見る？｣
｢いや、意味わかんねーよ｣
深澤 ｢まぁまぁ。見れば分かるから！｣
佐久間 ｢ジャーン！可愛いでしょー？｣
在り来りな効果音と共に目の前に差し出された佐久間の私物のスマホを覗き込めば、俺らが頭をくっつけて寝ている写真。
いつの間に撮りやがったこいつ
｢なに撮ってんだよ｣
佐久間 ｢だって可愛かったんだもん！｣
｢もん！じゃねぇよ｣
深澤 ｢まぁ、なべ、落ち着けって｣
佐久間 ｢そうそう！この写真あげるから！｣
その言葉を聞いて押し黙ってしまう。
佐久間に撮られたのは不服だがAとのツーショは中々ないから欲しい。
なんて葛藤していれば2人のけたたましい笑い声が上から降ってくる。
佐久間 ｢ははははッ！めちゃくちゃ迷ってんじゃん！｣
深澤 ｢翔太くんはAとの写真欲しいんだもんね〜｣
佐久間 ｢はあ〜〜〜、笑った！後で送っとくから顔洗ってきな〜！｣
どうやら満足したらしく、無事二人での写真をゲットできることがわかった俺は佐久間の言葉に素直に従い、洗面所へと向かった。
道中、顔を洗って目が覚めたらしいAと付き添いで行っていた目黒とすれ違った。
渡辺 ｢ちゃんと起きた？｣
｢起きてるよ？｣
目黒 ｢まだちょっと足元覚束無いけどね｣
渡辺 ｢ちゃんと起きれてねぇじゃん！｣
目黒に手を引かれているのに気付き、笑い飛ばせば頬を膨らませ如何にも不機嫌だと伝えてくるAの頭を乱雑に、でも痛くないよう程々の力加減で撫でてから、背を向けトイレに向かった。
戻ってくれば、既にメイクが始まっていていよいよだと実感が湧く。
小さく喝を入れて俺も用意に取り掛かった。
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美紀 - 移行おめでとですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年9月23日 23時) (
レス) id: 25436c652e (このIDを非表示/違反報告)
noa(プロフ) - ましゅさん» 読んでいただきありがとうございます…！またとても嬉しいご感想と暖かいお言葉もありがとうございます！これからも楽しんで頂ける作品を作れるよう精進していきますので御付き合い頂けたら幸いです(*´`) (2021年8月18日 4時) (レス) id: 4b26657acc (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - とっても面白かったです！とにかくつきちゃんが可愛くて可愛くてたまりませんでした…愛しい…続き楽しみにしております！noaさんなりのペースで、体調に気をつけて更新していってください。 (2021年8月7日 10時) (レス) id: 592bcbbd4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：noa | 作成日時：2021年6月26日 17時
