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side You
色々と理解が追いつかないし、何よりみんなとのデート企画なんてやったことなかったから凄く緊張する。
みんなと絡むことはあっても男女のそれ、というより仲間とか友達に近いものが多いし恋愛とかデートの特集でも一人一人がどんな感じかやるから初の試みになる。
いつも女の子扱いされているけどやっぱりカップルみたいな感じではないからむず痒いなぁと思っていればトップバッターの翔太くんがやってきた。
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× Syota.Watanabe
女の子の部屋をイメージさせるような可愛らしいセットに入ればソワソワとした様子でソファの端に小さくなって座るAが視界に入って思わず笑ってしまった。
それに気付いた彼女はムッとした表情を浮かべていて不覚にも可愛いな、と思った。
きっと、この雰囲気にもあてられてるんだと思う。
ちなみにデート内容は俺たちに委ねられていて、コンセプトは彼女の部屋でのおうちデート。
Aとどんなデートしたいかなって考えた時、よく無理して睡眠時間を削る彼女と一緒に楽屋で寝るのが思い浮かんだから、今回はゴロゴロするってことに決めた。
｢A、そんな顔すんなよ｣
｢なべさんが笑うせい｣
｢ごめんって。てかその呼び方やだ｣
｢仕事の時はいつもこれじゃん…なのになんで？｣
｢今俺らは恋人でしょ？翔太くんって呼べよ｣
普段メンバーで居る時の呼び方で呼ぶように促せば頬を染めて言い直してくれたので、彼女の頭を撫でて隣に腰掛け自分の頭を彼女の肩に預けた。
「何するの？」
「ゴロゴロしよ」
「んふふっ、翔太くんらしいね」
「うっせ」
形勢逆転したように俺の事を笑うから、肩に預けた頭を下ろして立ち上がり傍にあったベッドへと移動し、腕を広げる。
「なにしてんの、早く来いよ」
「翔太くんって強引だよね」
「なんか文句でも？」
「ううん、私が積極的じゃないから有難い」
「あっそ」
腕枕をして隣に寝かせた彼女が目を閉じるからひとつおでこにキスを落として自分の胸に引き寄せる。
赤い顔なんて見られたくないだろ、普通。
そう思っていれば凄いドキドキしてる、なんて事を指摘されて黙ってしまったのは俺とAとスタッフさん達にしか知られたくないなと思ったところで俺の撮影は終了。
あいつも少しは照れたのか？なんて疑問を抱きつつ、次の奴を呼びに楽屋へ戻った。
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美紀 - 移行おめでとですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年9月23日 23時) (
レス) id: 25436c652e (このIDを非表示/違反報告)
noa(プロフ) - ましゅさん» 読んでいただきありがとうございます…！またとても嬉しいご感想と暖かいお言葉もありがとうございます！これからも楽しんで頂ける作品を作れるよう精進していきますので御付き合い頂けたら幸いです(*´`) (2021年8月18日 4時) (レス) id: 4b26657acc (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - とっても面白かったです！とにかくつきちゃんが可愛くて可愛くてたまりませんでした…愛しい…続き楽しみにしております！noaさんなりのペースで、体調に気をつけて更新していってください。 (2021年8月7日 10時) (レス) id: 592bcbbd4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：noa | 作成日時：2021年6月26日 17時
