44話 ページ9
大浴場に入ると小橋川君が入っているロッカーがあった
さて小橋川君達には悪いけど流石に私の体を見られたら恥ずかしいからさっさと追い出そう
『…小橋川君いるよね…?』
ロッカーが少し揺れる
私はロッカーに近づきながら話しかける
『確かに銘苅姐さんや波多乃ちゃんは体型もいいし祷ちゃんみたいな可愛らしい人もいるからみたいなのもわかるけどさぁ…流石に覗きは犯罪だよ?』
『小橋川君はムードメーカーみたいな所があって好きだけど…流石にこれは見過ごせないよ…そのムードメーカーな所は他の所に使って欲しかったなぁ…』
そう言っているとロッカーがさっきよりも揺れている
『それに私はそこに居るのがわかっているしすぐに密告することもできるんだよ?それにバレたら銘苅姐さんが黙っていないだろうし…最悪男子組からも怒られると思うよ?だからさぁ…ここで引き返すという選択肢を取ってほしいなぁ…』
ロッカーは最初の比にならないくらい揺れている
『今から十数えるから…十までに出て来なかったら…覗きをすると判断して私はお風呂に入るね…』
『それじゃカウントダウンスタート』
『いーち』
『にーい』
『さーん』
『しー』
『ごおー』
『ろーく』
『しーち』
『はーち』
『きゅーう』
『zy…』
小橋川「すみませんでしたぁ!!!!」
そう言って小橋川君は出ていった
そして小橋川君について出ていく前田君をみた
前田君と目が合い私は口パクで『命拾いしたね…』
と言ったそうしたらすっごい顔を真っ青にして出ていった
『ちょっとやり過ぎたかな?』
私は後で2人に謝ろうと思いながら
『そろそろ入らないと』
そして私は浴室に入っていった
前田視点
小橋川「逃げないと絶対に殺されるぞアレ…」
前田「さっきさ…森野と目が合ったんだけど…口パクで命拾いしたね…って言っていたんだけど…」
小橋川「言う気満々だったんだな…」
前田「流石に覗きはもうやめよう…次森野にバレたらもうおしまいだし…」
小橋川「そうだな…」
前田視点終了
森野視点
平良「あっ!やっときた!」
波多乃「遅かったが…どうしたんだ?」
『あー…さっき小橋川君と合っちゃって…小橋川君に少し心配されてね…なんか…そんな雰囲気で行きにくくなっていたから…」
伊良波「そうなんですネ」
牧「ほら!森野も一緒に入ろうよ!」
そう言って牧ちゃんは引っ張って私も湯船に浸かる
『久しぶりに湯船に浸かったなぁ…』
平良「そうだ少しお話しない?」
私達は少し雑談をした
普通に楽しかった
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ゴロハチ(プロフ) - 名前を反映する方法は物語の名前を入れたいところに(名前)と入れたらお名前のところの名前が物語に反映されますよ〜 (2022年12月10日 20時) (レス) id: 41621638dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:眠いけど寝ない蒼さん(無期投稿停止?) | 作者ホームページ:http://maedasora
作成日時:2022年10月24日 22時