推しがお仕置きされるのは避けたい！（2） (ページ6)

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41話ページ6

金城「ならこの中にその動機に逆らって殺人をしないと決めた奴がいるんだな…誰だ？」
モノクマ「それは教えないよ！だってそれを教えたらこれから起こる殺し合いでそいつだけ候補から外されるようになるじゃん！誰が殺したのかの疑心暗鬼があった方がいいじゃん！」
山口「つまり…一度狙い撃ちされた人は…狙い撃ちの候補から外れるってことだよね…」
牧「どういうこと？」
山口「だって…その狙い撃ちされた人が殺人を起こすと仮定すると…その人は学級裁判に挑んでバレてオシオキされるか…全員を欺いて…ここから出る事でしょ？だったらその狙い撃ちされた人の動機はわざわざ用意しないよ…だって…その人はオシオキで死んでしまったか…ここから出ているから…」
牧「成程…」
モノクマ「そんじゃ！僕は説明をしたからね！バイバーイ」
そう言ってモノクマは消えた
金城「今の話でいくつかの疑問は解けたし、実際に良い情報もあった…この中にモノクマの用意した動機に逆らった奴がいる、これは素晴らしい事だ」
祷「話を聞いてみると罠って感じはしませんし…調査開始っていう事で良いですか？」
金城「嗚呼、そうしよう皆各自捜査をした後に適当な時間に食堂に来てくれ」
平良「き、金城くん…銘苅と上原くんと絆ちゃんと比嘉くんと優ちゃんはどうするの？一緒に調査した方が良いよね？」
金城「いや、ダメだ」
金城「これ以上あいつらに干渉するな、あいつらは自分で選んだんだ。俺の指示に従わないって、各自好き勝手に調査するだろ」
平良「で、でも…」
小橋川「平良」
小橋川は平良の近くによりこう言う
小橋川「今は金城の言う通り行動しようぜ、悔しいけど今は金城以外にこの状況を導くことができる人がいないからな…」
平良「わ…わかった」
前田「じゃあ金城、この質問だけは答えて、もし僕達全員で脱出できる方法が判明した時も森野達を置いて行くの？」
金城「本当に脱出できる状況ならあの5人もつれて行くつもりだ…俺もこんな状況じゃなければ全員を救いたいのは同じだから…」
前田「その言葉を絶対に忘れないでね」
前田はそう言うと気のせいかはわからないけど金城は先程の狂気のような笑顔ではなく安心できるような笑顔を浮かべる
金城「さぁ、皆動こう！今が9時だから12時頃にまた集まろう、話したいこともあるし」
その言葉を最後に皆食堂から出て調査に向かった