推しがお仕置きされるのは避けたい！（2）

65話 ページ32

小橋川「森野の馬鹿力も気になるが…この穴って…？」
比嘉「何その力、お前バケモンか？」
『化け物じゃないよ！れっきとした人間だよ！』
前田「さっきの事をやった君に説得力皆無なんだけど…」
祷「で、でも…この穴の中に階段がありますよ！？」
黒川「……やっぱり……」
その階段を見て出口ではないか？と言う仮説が出回った
『でも…なんでモノクマがわざわざ出口を用意してくれたのだろう？だって…この本棚を動かないといけないから手間もかかりそうなのに…』
上原「私は…この穴は危険だと思う…嫌な予感がする……入っても大丈夫なのだろうか？」
『上原君…もうちょっと屈んで…』
上原「え？」
『良いから少し屈んでその穴の中をよ〜く見てみて、そうしたら私が言いたいことはわかるはずだよ』
上原「？？？」
上原君は私が何を言っているのかが分からないような表情を浮かべたが、すぐに階段(穴)の近くに行って少し屈んで穴をじっと見た…
上原「……！これは…マシンガン？」
山口「ま、マシンガン？？」
モノクマ「うわぁああああああ！！！！！ダメだよ！！！こっちに来ないで！！、」
小橋川「も、モノクマ…！！」
モノクマ「オマエラ！！一体何処に入ろうとしてたの！？此処は立ち入り禁止だよ！！」
牧「た、立ち入り禁止？」
『それまたどうして？』
モノクマ曰く物凄く飢えた危険な獣がいるらしい…
『(まあそれは嘘で本当は、如月君だけど…)』
皆そんなバレバレな嘘には騙されずモノクマを責めている
まあどっちにしろこの階段を降りることは出来ないけど…
『皆〜！！ちょっとこっちにご注目〜！』
そう勢いよく言うと皆が振り返った
そのまま自分のポケットにあった入らない紙で簡単な紙飛行機を作ったそしてそのまま階段に紙飛行機を飛ばした
ドドド！！！
そしてマシンガンが作動し私が作った紙飛行機はあっという間に塵になってしまった…

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