推しがお仕置きされるのは避けたい！（2）

56話 ページ22

小橋川「ど、どうしたんだ？平良…そんなに顔を真っ青にして…」
銘苅「あたりまえでしょ…だってこのままだと犯人が分かるんだから…」
金城「この事件の犯人は…」
平良「ごめんなさい！私が絆ちゃんを刺したの！」
そうして平良ちゃんは90度のぴったりで頭を下げた
『(普通に90度ぴったりで下げるのすご…)』
と私は関心していた
『取り敢えず…平良ちゃんが理由もなく殺人をしようと思わないから言ってみて…君が1番このコロシアイに反対していたから…』
平良「うん…自分でしたことは自分で片付けなきゃ…」
そうして平良ちゃんは事の経緯を説明した
平良「実は絆ちゃんに呼ばれてスイッチルームに入ったら絆ちゃんが前田君を殺そうって…私は反対したんだけど…そうしたら怒って…絆ちゃんが…あれは演技だって言ってきて…絆ちゃんが包丁で襲い掛かって来て…揉み合いになってたら…一つしかなかった明かりも壊れてちゃって…それで怖くなっちゃって…私は必死に抵抗したんだけど…だけど…暫くして…急に絆ちゃんが急に大人しくなって…私は全力で動力室から脱出したら…て、手や…服にも血が付いてて…それで…頭が真っ白になって…それで…」
『やっぱり…』
小橋川「そ、それじゃあお前は気付かないうちに友利を刺していたってことか？！」
上原「ふむ…意図しない形で友利を刺してしまったのだな…」
そしてふと隣に居た波多乃ちゃんを見ると安心しているような…ほっとしているような…そんな表情をしていた
『(波多乃ちゃんも平良ちゃんも無事で良かった…)』
けどそんな空気の中…
金城「わざとかどうかは置いといて結局お前がやった事は殺人未遂だ…殺すつもりはなかったが簡単に通ると思ったか？」
前田「ちょ、ちょっと待ってよ！今回は別に平良が10•0で悪いとも言えないよ！それに襲ってきたのは友利なんだし！平良が一方的に悪だと決めつけるのは間違っているよ！」

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