54話 ページ19
祷「と、友利さん!!!」
波多乃ちゃんにおぶられている祷ちゃんが素早く波多乃ちゃんから降りて友利ちゃんの元に駆け寄る
祷「傷が深い…友利さん…少し止血をする為に体重をかけます…我慢してください…」
祷ちゃんが友利ちゃんを治療をしているので…
『波多乃ちゃんいくよ…』
波多乃「ど…どこにいくんだ?」
『皆を呼びに行こう…これは大事な事だから…』
波多乃「わ、わかった行こう…」
『あっ!祷ちゃんこれ止血剤…一応置いておくから…使ってもいいよ…後上着を置いていくから治療が終わったら友利ちゃんに掛けてあげて…』
祷「あ、ありがとうございます」
『それじゃ波多乃ちゃん行こう!』
波多乃「嗚呼!」
そう言って私達はみんなを呼びに動力室を後にする
『取り敢えず私は部屋にいない人を呼ぶから波多乃ちゃんは部屋にいる人を呼んできて!』
波多乃「わかった!」
そう言い波多乃ちゃんとは別れて皆に集まるように呼びかけた
ほとんどの人が集まったので私は友利ちゃんのことを話す
鳳「…も、森野?こんな夜にいきなり人を集めてどうしたん?」
『……刺されていたの…』
牧「え?」
『信じられないと思うけど…友利ちゃんが刺されていたの…だから早く来て…』
小橋川「友利が刺されたって!?い…いくらなんでも冗談キツイって…」
『私がこんな状況で不安になる冗談を言うと思う?』
そしたら自室にいた人を全員連れた波多乃ちゃんが来て
波多乃「いや、森野が言っていたことは本当だ」
銘苅「へぇ、ついに起こったのね。」
小橋川「そ、それじゃあ友利は殺されたのか?」
『いいや死んでないよ…なんとか出血死する前に見つけたから…今祷ちゃんが治療をしているから多分もうそろそろ来ると思うんだけど…』
そう言いと祷ちゃんが現れた
祷「お、お待たせしました…」
比嘉「友利は大丈夫なのか!?」
祷「はい!なんとか一命を取り留めました…後少し遅れていたら…大変な事になっていたでしょう…」
上原「そういえば…森野がいつも羽織っていたカーディガンがないがどうしたんだ?」
『嗚呼友利ちゃんの体が冷えたら大変になりそうだから祷ちゃんに渡したよ』
祷「あっ!森野さんすみません…友利さんに掛けたままで来たので…森野さんのカーディガンが血で汚れているので後で洗ってお返ししますね…」
『大丈夫別に大した物でもないから…それに代わりもあるし…』
6人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゴロハチ(プロフ) - 名前を反映する方法は物語の名前を入れたいところに(名前)と入れたらお名前のところの名前が物語に反映されますよ〜 (2022年12月10日 20時) (レス) id: 41621638dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:眠いけど寝ない蒼さん(無期投稿停止?) | 作者ホームページ:http://maedasora
作成日時:2022年10月24日 22時