推しがお仕置きされるのは避けたい！（2）

50話 ページ15

祷「わ、私も見ません…人の知られたくない秘密を探るなんて…罪悪感で顔も見れません…」
牧「ぼ、僕も見ない！大体秘密を探ってもどっちも嫌な思いをするだけだし…」
モノクマ「あれれ？予想していた反応とはちょっと違うけど…まあいいか！もう見ている人もいるしね！」
鳳「えっ？」
見ていたのは銘苅姐さんと金城君と比嘉君の3名でした
銘苅「アンタなんかに期待した私が馬鹿だったくっだらない、もう行くわ」
そう言って銘苅姐さんは出て行った
金城「…今更こんなくだらないことで俺達をどうにかしようと考えてるわけじゃないよな？」
山口「な、なんて書いてあったの？」
金城「…“山口駆は小学生の時、図体がデカイとからかわれたことがある“」
山口「そ、それは僕の…トラウマなんだ…」
モノクマ「金城君は山口君の秘密を引いたみたいですね！」
小橋川「…なんだ、そんなつまらない秘密なんだ…」
山口「つまらなくなんかない！！…つまらなくなんか…ないよ…」
そう言ってしょんぼりとうずくまっている山口君の頭を撫でてあげた
流石に可哀想だし…
山口「あっ…ありがとうね…」
『大丈夫だよ…ここには君をからかう人はいないから…それにそんなことでからかう人はろくでもない人なんだから…そんな人の言葉を間に受けなくていいから…気にしないで…』
山口「う…うん…」
波多乃「…でも、銘苅の反応もみるにそんな大した秘密でないのなら見てもさほど問題ないのではないか？」
小橋川「ま、まぁこの程度ならお互いの秘密ってことで気軽に…」
黒川「ダメ 絶対に…見ちゃ、ダメ、ダメだよ…」
友利「はぁ？なんの権限でそんなこと言ってんの？私は見る」
そう言って友利ちゃんは紙をめくった
友利「なにこれ…ホントにしょうもないじゃん」
鳳「ほらな！やっぱり秘密なんて大したこと…」
友利「黙れ！未だにお父さんと寝ないと漏らすくせに！！」
鳳「え！？なんで…なんでぇ！？」
そう言い涙目になる鳳君
そんな鳳君の背中をさすりながら
『友利ちゃん…そういうのは黙ってあげなさいよ…鳳君が可哀想だよ…流石に…』
上原「比嘉は誰の秘密を見たんだ？」
比嘉「俺か？」
『ってかなんで比嘉君はそれをみたの？』
比嘉「勘」
『勘かい』
比嘉「なんとなくこれを見れば何かがわかる気がしてな…まあそれがビンゴで当たったんだ…」
牧「ちなみに誰のなの？」
比嘉「森野だ」
『私か』
比嘉「えっと…森野の秘密は…」

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