推しがお仕置きされるのは避けたい！

32話 ページ44

パリン
何かが割れる音が響いた
『こ…小橋川君達…何をしているの？』
小橋川「あ！？も、森野と比嘉か！よ、よお…」
比嘉「お前たちこんなところでなにをしていたんだ？」
『後状況を説明してほしいんだけど…床に落ちているそれってネームプレートだよね？』
そこにはバラバラになって床に落ちている個室の横に付いているネームプレートだった、壊れているのは“牧清香“と“金城剣“と書かれていた…
小橋川「ち、違う！俺じゃない！俺はやってない！」
牧「小橋川の奴がやったんだ！！僕は関係ない！！本当だよ！！」
小橋川「そもそも伊良波が俺を押したからこうなっちゃったんだろ！！」
伊良波「自分の過ちを苦しい言い訳で他人に押し付けようとするなんて…アタシはそんな子に育てた覚えはない！」
『おーい熱くなっているのはいいんだけど…誰か状況説明して〜私と比嘉君がついてこれないから…』
比嘉「一旦なにがあったんだ？」
牧「えっと…なんというか…廊下で鬼ごっこをして遊んでいたら…はしゃぎすぎちゃって…お互いぶつかって…小橋川が見事な3回転しながら壁に激突…ネームプレートパリーンみたいな感じ…」
伊良波「ぷははははは〜ネームプレートダブルキルデス！」
小橋川「冗談言ってる場合かよ！これ、一種の器物破損だよな…校則違反じゃねえか？オシオキじゃねえか？」
モノクマ「その通りです！器物破損は立派な校則違反！違反者には痛いオシオキが必要です！」
小橋川「うわああああああっ！！！！出たあああああ！！！」
牧「………」
そう言って小橋川君は牧ちゃんの後ろに隠れる
『(いやさ怖いのはわかるけど…女子の後ろに隠れるなよ…一応男の子でしょ小橋川君…まあ後ろで震えながら隠れている小橋川君も可愛いけど…)』
モノクマ「やれやれ…ボクが何日もかけて作ったネームプレートで２個もバラバラに…」
『(何日もかけてねぇ…)』
『何しに来たの？』
小橋川「い、いやマジで！？ちょっと待って!!なんだこれ！！遊んでてネームプレートを壊しただけで殺されるのかよ！？ウソだろおい！？」
比嘉「え？マジで殺すのか？たったのネームプレートを二枚壊しただけで？普通に新しいネームプレート作ればいいだろ……小橋川、ご愁傷様…」
小橋川「ご、ごめんなさい！！助けてください！！」
モノクマ「問答無用！！オマエもこのネームプレートみたいにバラバラにしてやる！！」
小橋川「いやだああああ！」
モノクマ「なんちゃって〜！ウソだよー！」

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