推しがお仕置きされるのは避けたい！

28話 ページ40

そうして私達は前田君の叫びを聞いて視聴覚室にGOし
困惑している前田君を発見した
前田「なんだ、なんだよこれ…なんなんだ！！一体なんだよおおおおお！！！」
そう言って前田君は机をドンドンと叩く
『と…取り敢えず落ち着きなさいな』
金城「前田！？どうした？何かあったか？」
平良「だ、大丈夫？前田くん、前田くんがいくら待っても来なくて…前田くんの叫び声がしたから…みんな視聴覚室に来ているよ」
前田「で、出なきゃ…ここから出なきゃ！！“ここから出て早く家族の所へ行かなくちゃ“！！！！！！！！」
『落ちついて！取り乱しても何も変わらないよ！』
金城「嗚呼落ち着け！！落ち着いて何があったのか教えてくれ！」
銘苅「何よ、この騒ぎは？外まで叫び声が聞こえてきたけど？」
銘苅姐さんも入ってきました
前田「あぁぁぁ…」
そうして皆が集まってきた
比嘉「どうしたんだ？」
比嘉君がそう言うと前田君は震えた手で箱を指差した
そうしてみんなは自分の名前が書いてあるDVDとりモニターで見始めた
凄いパニックと恐怖の悲鳴が聞こえてきた
『(これがほんとの地獄か…)』
そうして私は森野優と書いてあるDVDを取り見はじめる
『(さてうちはどうなる事やら…)』
モノクマ「超高校級の？？？の森野優さんは優しい家族に囲まれて幸せに暮らしていたみたいですが…」
そうして私の家族らしき人がいた
母？「ちょっと貴方達何ですかやめてください！」
父？「そうだ馬鹿な事はやめて刃物をしまうんだ！」
そう言った後母？達は何者かに襲われてノイズが入り
ノイズが終わった時に見た映像は“ボロボロの部屋と母達らしき人が来ていた衣服の一部だった“
モノクマ「さて大切な家族はどうなったのでしょうか？」
そうして大きく正解発表は“卒業の後で“
と書かれていた
『(嗚呼これフェイクだな…)』
私はすぐそう思った
だって私の母と父はこんな見た目じゃない
母はいつも優しくて私に護身術の使い方まで教えてくれたけど画面に映っていたのは、言い方は酷いが少し弱そうだった
だってあれくらいだったら母と父で撃退していたと思う
父は、母と同じく強い人だったけど画面に映っているのは
刃物で慌てている人だ
それに髪型や目の色なんかも違った
取り敢えず少し驚いたフリでもしよ
『…まじか…』
金城「…やられた…モノクマの奴、まさかこんな手を使うとは…」
『落ち着いて皆！』
友利「落ち着けるわけないじゃない！」
銘苅「これが動機…」
ガチで地獄絵図だな…

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