Love 5 ページ5
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キュッと上履きの音が鳴った。
二人でそちらを見ると、気まずそうな表情の坂田がいる。
「あ、えーと……すまん！たまたまこっちに用事あって通りがかってもうて！お、おれ
「自分から言ってんじゃん。別にいーよ」
「よくないよ……」
Aが坂田に背を向けて俺の制服を掴む。
羞恥で真っ赤に染まった顔を俯かせて。
「やっぱそんな顔になる？」
愛しい彼女を抱きしめて頭をぽんぽんと撫でると、「坂田くんが見てる……！」と俺の胸を押すA。
俺は赤髪をじろりと睨んだ。
「お前邪魔」
「ええっ！……てゆーかうらさんら、それ落としたん？」
「あ？」
坂田が人差し指で指した先を見下ろす。そこに散らばっているものを見て俺は納得した。
そういえばなんか落ちる音してたっけ。
「俺が落とした。これ運ばねーといけねえんだわ」
「そうだようらたくん、早く拾って持ってかないとご飯食べる時間なくなっちゃう！」
「まだ食べてへんの！？拾うの手伝うわ！」
俺、A、坂田と次々にしゃがみ、床に広がるノートを拾い集めていく。
冊数は多かったが、三人いるのでさすがに早かった。
自分の近辺のノートは全て拾い、そろそろ終わりかと視線を上げる。
Aと坂田が、ある一冊に同時に手を伸ばした。
「あっ」
「ごめん、見てなかった」
「ううんこっちこそ」
和やかに笑い合って、そのノートは坂田が取った。
……は？
今、手がぶつかった？
俺の女に、他の
「うらさん、こっちも集め終わったでー」
無邪気な坂田が呼びかけてくる。
「……サンキュ、坂田」
なんだこれ。気持ち悪ぃな。
坂田に他意はないってわかってんのに、俺以外がAに触れたのが気持ち悪くてしょうがない。
――Aは、俺のものだ。
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ノア(プロフ) - ミルクショコラさん» わざわざクリスマスにコメントしてくださっていたのに気付かずすみませんでした……！ありがとうございます！そして、あけましておめでとうございます！ (2021年1月4日 15時) (
レス) id: 17af415a1e (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 雷さん» 返信遅れてすみません！ありがとうございます、嬉しいです……！ (2021年1月4日 15時) (レス) id: 17af415a1e (このIDを非表示/違反報告)
ミルクショコラ - ハッピークリスマス！です！きっと私へのプレゼントはノアさんの作品ですね！！何度読み返しでも最高って凄くないですか？最高の一年でした！ノアさん、良いお年を！ (2020年12月25日 21時) (レス) id: 2e73fce6ea (このIDを非表示/違反報告)
ミルクショコラ - うらたさんならこんな彼氏でも全然いいっ！というかwelcome！！…キャラ崩壊？すいません。ｱｯ引かないで下さい久しぶりにコメントしていきなりすいませんつい本心が漏れてしまいました。ノアさん最高すぎて私の語彙力が下がります((無理せず更新頑張って下さい！ (2020年10月20日 18時) (レス) id: 2e73fce6ea (このIDを非表示/違反報告)
雷 - 文章めっちゃ好きです！！読んでて心臓ギュってなります！！（語彙力） (2020年9月27日 0時) (レス) id: 11cd33a2ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノア
| 作成日時：2020年8月27日 15時
