third shake ページ3
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付 き 合 う わけねーだろ!!
ダンッ!と全力でエンターキーを叩くと、近くにいた同僚がびっくりしていた。
彼を振り返って、ごめん、と手を顔の前に立てて謝る。
「いやいいけど……どうしたの?」
「……なんでもない。大丈夫」
センラとのことを同僚に話すわけにはいかない。絶対聞いてる方も気まずいし。
「そうか。まあ何かあったら――」
「おはようございます」
唐突にセンラが現れた。
センラは笑っていたが、どことなく胡散臭かった。作り笑顔だな。
私は謎に挨拶をしてきたセンラではなく、先程まで話していた同僚を向いて少し笑った。
「ありがとうね」
「お……おう」
若干同僚の雰囲気が変わる。
センラが同僚を睨むように見た。同僚は慌てたように「じゃあ」と言って去っていき、センラは尖った空気を残したまま笑いかけてきた。
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ちょこ - とてもよかったです!その後話が欲しい! (2022年6月6日 14時) (レス) @page15 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 乃々夏さん» コメントありがとうございます!こんな思いつきの作品に何度もコメントをくださって本当に嬉しいです、ありがとうございます。ご縁があればまた別のところでもよろしくお願いします! (2021年9月25日 23時) (レス) @page14 id: 17af415a1e (このIDを非表示/違反報告)
乃々夏(プロフ) - 完結おめでとうございます!楽しく読ませていただきました…!更新の通知がとても嬉しかったです!お疲れ様でした! (2021年9月25日 23時) (レス) @page15 id: e426f8e368 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - リゼさん» ありがとうございます!完結したのでよろしければ最後まで見ていってください^^* (2021年9月25日 3時) (レス) id: 17af415a1e (このIDを非表示/違反報告)
リゼ - この作品めっちゃ好きです…! (2021年9月12日 13時) (レス) id: c4d3492aa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノア | 作成日時:2020年8月27日 14時