・ ページ6
シャワーからあがってきた
ティナは色っぽくて
少し濡れた髪…紅潮した頬
「…なに？」
遥輝:綺麗やなって
そばに行き抱きしめる
「遥輝…苦しい」
遥輝:ごめん笑
そのままティナを引っ張って
ソファーに連れていき膝の上にのせる
俺が話すことに対して応えるを繰り返して
段々口数が減ってきたティナもしかして、
遥輝:眠い？
「…別に」
遥輝:嘘つくな…
「…眠い」
遥輝:ふは…笑
今から…って時に眠くなるって
嫌いになれんわ笑
「っきゃ…」
遥輝:……おやすみ
奥の寝室に運ばれて布団をかけられて
頭を撫でられる
「…やらないの？」
遥輝:眠いんやろ？笑
「…笑わないで」
遥輝:俺も眠いから
ティナの声は俺に力をくれるのは
もちろんなんやけど眠くもしてくれるんよな
心地よくて
高すぎず低過ぎない落ち着いた声
隣に体をしのばせて
眠くてぽかぽかしてる身体を抱きしめる
遥輝:今日は…ありがとう
「…何が？」
遥輝:来てくれて…
「仕事だから…」
遥輝:せやけど…なぁ、歌って？
「…何を？」
遥輝:alone聞きたい
…♪♪
耳元で…俺だけのために歌ってくれる
こんな贅沢な状況
夢見てるみたいや
遥輝:Zzz
「…目、覚めちゃった」
逞しい腕に包まれながら…眠った遥輝を眺める
鼻高いし…肌綺麗だし…ズルいな
触れてる人肌のあたたかさが
張り詰めた私の中の空気を緩ませて
安心感に包まれる
こんなこと、初めてで戸惑う
朝起きてすぐ確認するのは腕の中の人
夢じゃなかったと確証して
背を向けて眠るティナの体を引き寄せ
二度寝という幸せな時間…を
ピピッ
遥輝:…ちっ
携帯のアラームの音を止めると
もぞもぞ動く身体
「…何時？」
遥輝:11時
「何時に出るの？」
遥輝:あと1時間半後
「そう…」
だるそうに起き上がって伸びをするティナ
遥輝:見えてんで
「…忘れて」
遥輝:無理やろ
ほっそいクビレが丸見え
「マネさんからLINEきてる」
遥輝:なんて？
「どんだけ寝てんだよって」
遥輝:昼帰りになるな…
「適当に帰るから…まだ寝ていい？」
ぼふっと寝ころぶティナ
遥輝:ティナ…
「…A」
遥輝:ぇ？
「本名…」
遥輝:ティナって本名やないん？
「…違う」
遥輝:A…
「んッ…ｯｯ」
上から覆い被さって深いキスをして
Tシャツの中に手を入れる
めくれ上がってみえたのは縦に割れた腹筋
遥輝:割れてるし
「ライブ前だからね…」
遥輝:脱ぐことあんの？
「しばらくはないかな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 153人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミノタ(プロフ) - 楽しく拝読させていただいています。是非パスワードを教えていただきたいです (2021年9月10日 6時) (
レス) id: 9b4ef0c1a8 (このIDを非表示/違反報告)
優乃(プロフ) - 愛さん» メッセージが送れる状況にしてもらいたいです。ログインされてますか？？ (2021年9月7日 18時) (レス) id: 3c95d94fc2 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - パスワードを送って下さい (2021年9月7日 15時) (レス) id: 81b751b85b (このIDを非表示/違反報告)
愛 - パスワードを送って下さい (2021年9月7日 15時) (レス) id: 81b751b85b (このIDを非表示/違反報告)
志帆(プロフ) - いつも楽しみにしています！2のパスワードを教えていただくことは可能でしょうか。よろしくお願いいたします！ (2019年12月3日 19時) (レス) id: 6289e5a5fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優乃
| 作成日時：2019年1月4日 3時
