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遥輝:あと20秒後に咳払いするよな
「ねー！！」
遥輝:はいはい笑
「なんか…すごいドキドキしてる」
遥輝:なんで
「小さい頃のことを知ってる人に会って
昔の黒歴史を語られて忘れてたはずの
思い出が蘇るあの感じ」
遥輝:可愛かったなー…前髪ぱっつんで
「ほんとに、ヤダっ」
遥輝:ずっと追いかけてた人に
せっかく会えたから
このチャンス逃したらあかんって
今までにないくらい優しく接した
こんなことしたの初めてや
「ずる賢い男…」
遥輝:惚れてもらうで？
「自信過剰…」
遥輝:Aの初めてもある限り奪うし
なにより、恋愛ソングに貢献せんとな
「…その話思い出したくない」
遥輝:今日…試合前に社長に会ったよ
「なんか言われた？」
遥輝:ティナが心から笑えるのは君の前だけかもな
幸せにしてねって随分軽かったけど
「いつもそうなの…」
長い渋滞を抜けて
予約していたレストランに着く
"黒崎様、お待ちしておりました"
「コース料理で」
"お肉とお魚どちらにされますか"
遥輝:肉
「じゃあお肉で」
"かしこまりました"
グラスにワインを注いで席を外すウエイター
遥輝:豪華やな
「…誕生祭だからね」
ワイングラスをもって
「遥輝、誕生日おめでとう…乾杯」
遥輝:ありがとう…一足先に24になりました
「ふふ、4ヶ月年上だね」
遥輝:てか…車の運転
「ここのホテル取ってあるよ…」
遥輝:Aも一緒なん？
「ん…」
ワインを口に含むと…
ニコニコしだして
遥輝:めっちゃ幸せ
「それは…良かったです」
程なくしてコース料理が来て
「足りる？」
遥輝:足りひん
「食べていいよ」
遥輝:Aは？
「前菜でお腹ふくれた」
遥輝:じゃ、遠慮なく
立ち上がって空いたグラスにワインを注ぐ
遥輝:さんきゅ、
「料理…美味しい？」
遥輝:めっちゃ美味い
「良かった…お手洗い行ってくるね」
遥輝:ん
コース料理のデザートはキャンセルして
ケーキにしてもらった
「これ、このままでいいですか？」
"これはライトなので
ライターでこっちのロウソクに"
「ありがとうございます笑」
ウエイターさんが扉を開けてくれて
「遥輝…」
遥輝:うわ、ケーキ
ウエイターさんが
ささっと遥輝の前の食器を片付けてくれて
シャンパンボトルを置いて後ろに下がる
「…歌った方がいい？」
遥輝:ん、聴きたい
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ミノタ(プロフ) - 楽しく拝読させていただいています。是非パスワードを教えていただきたいです (2021年9月10日 6時) (
レス) id: 9b4ef0c1a8 (このIDを非表示/違反報告)
優乃(プロフ) - 愛さん» メッセージが送れる状況にしてもらいたいです。ログインされてますか？？ (2021年9月7日 18時) (レス) id: 3c95d94fc2 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - パスワードを送って下さい (2021年9月7日 15時) (レス) id: 81b751b85b (このIDを非表示/違反報告)
愛 - パスワードを送って下さい (2021年9月7日 15時) (レス) id: 81b751b85b (このIDを非表示/違反報告)
志帆(プロフ) - いつも楽しみにしています！2のパスワードを教えていただくことは可能でしょうか。よろしくお願いいたします！ (2019年12月3日 19時) (レス) id: 6289e5a5fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優乃
| 作成日時：2019年1月4日 3時
