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「もしもし…」
遥輝:着いた？
「ん、着いたよ」
遥輝:ならいいけど
「もしかして寝ずに連絡待ってたの？」
遥輝:全然連絡こんし…心配なる
「連絡しないとダメなの？」
遥輝:…するもんなの
「ごめん…今度から気をつける」
遥輝:頼むで
恋人なんやから特に心配や
「…私は恋してないけどね」
遥輝:現実に戻すなよ…意地悪な女やな
「事実でしょ、もう寝るね」
遥輝:あぁ、おやすみ
「…おやすみ」
どうして、この人はこんなにも
"初めて"をくれるのだろうか
23年間感じたことの無い出来事に
心が追いつかない
最近、眠りにつくのが怖くなった
目が覚める度に夢なんじゃないかと
思ってしまうから
メールが来て、下に向かえば
少し若めの男の人
"初めまして、代理の相川です"
「どうも、今日のスケジュールは？」
相川:雑誌の撮影後そのままドラマ撮影です
「車は？」
相川:すみません…まだ仮免中でして
「はぁ…鍵とってくる」
家に戻って…鍵を取って
久しぶりに愛車に乗り込む
「どこ…」
相川:湾岸スタジオ
「…ん」
雑誌の撮影はそこまでかからず
そのまま横のスタジオでドラマの撮影
事件が起きたのは遥輝が来る前の日
相川:コンビニ寄って貰っていいですか
何様だよ…こいつ
普通に助手席に乗ってきたし
マネージャー失格
早く愛梨さん戻ってきてー
家まで送り届けるために地下駐車場について
「…お疲れ様、１週間」
今日で終わり…やっと終わる
許可してもないのに…名前で呼ばれ
私が飲んでたペットボトルを
撮影に呼ばれたから持っててもらって
戻ってきたら飲んで無くなってるし
相川:俺の事…最後まで名前で
呼んでくれなかったっすね
「…は？」
相川:俺に気があると思ってたのに
…意味わかんない被害妄想凄い
「あるわけないじゃない」
相川:あんな男…やめろよ
「…やめてっ」
強引に腰を引かれて…顔が近づく
"気をつけろよー…"
ホントに危ない人
警告のサイレンが鳴るけどあいにくここは
地下駐車場で誰もいない…
相川:遊んでたらしいじゃん？
どうして一途になったんだよ
「あんたには関係ない」
相川:俺とも遊んでよ…このためだけに入ったのに
「ふ、…」
そういうこと…
遥輝よりもいい男なのに何で靡かないんだよと
そんなことしてる時点で
遥輝以下なんだけどな…
それに、遊んでるけど
始まりは私から求めるの
あんたみたいに求めてくる人はお断り
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ミノタ(プロフ) - 楽しく拝読させていただいています。是非パスワードを教えていただきたいです (2021年9月10日 6時) (
レス) id: 9b4ef0c1a8 (このIDを非表示/違反報告)
優乃(プロフ) - 愛さん» メッセージが送れる状況にしてもらいたいです。ログインされてますか？？ (2021年9月7日 18時) (レス) id: 3c95d94fc2 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - パスワードを送って下さい (2021年9月7日 15時) (レス) id: 81b751b85b (このIDを非表示/違反報告)
愛 - パスワードを送って下さい (2021年9月7日 15時) (レス) id: 81b751b85b (このIDを非表示/違反報告)
志帆(プロフ) - いつも楽しみにしています！2のパスワードを教えていただくことは可能でしょうか。よろしくお願いいたします！ (2019年12月3日 19時) (レス) id: 6289e5a5fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優乃
| 作成日時：2019年1月4日 3時
