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卓:入るな
……しきられとるカーテンを
開けて中に入る
A:え……っ
卓:っ!!!
A:どうして……
卓:目さめた?先生呼ぶな?
焦る気持ちをおさえて
ナースコールを押して目を覚ましたことを伝える
なかなかAと目を合わせることが出来ない
A:………たく…
は?
卓:……いま、なんて
A:たく…
ベッドの中から手を伸ばしてくるA
パタパタとやってきた医者に
離れるように言われて確認できず
記憶を戻したってことか??
卓:凛……Aが目を覚ました
凛:ほんと?!戻るね!
卓:Aが……
凛:ぇ?
卓:Aが卓って……
凛:……!!
今すぐ行くからって電話きられて
待合室で落ち合う
凛:記憶戻ったの?!
卓:わからん、、医者きたから
話しかけれんやった
凛:やっとだ……3年目の奇跡じゃない?
卓:凛、もう夜だから声のトーン落とせ
周りに迷惑かける
凛:ごめん……
異常もなく明日詳しく検査することになった
凛:手続きあるみたいだから私行くね
卓:よろしく……
卓:入っても大丈夫??
A:どうぞ
卓:……。
なんて声掛けたら、、いいんやろか
A:……卓さん
卓:ん?
A:身体起こしたいので手伝ってもらっても
いいですか??
卓:うん
やっぱり記憶は戻ってないか、、
ベッドサイドのリクライニングのリモコンで
起こす
卓:もう少し起こす?
A:お願いします
距離が近づいてきて、、
きゅ、と腰に手が回る
A:ごめんね、、卓……
卓:……A?
A:全部思い出したよ
卓:……おせーよ
A:卓が悪い…
卓:ごめん
ーーーー抱きしめていい??
ーーーーうん
ベッドサイドに腰掛けて
3年ぶりに抱きしめる
A:苦しいよ……
卓:もう絶対離さない
A:卓……
卓:なに?
A:泣かないで、、
卓:無理……
>>>>
凛:……良かった(涙
遥輝:凛……泣いてんの?
凛:みて、、
遥輝:っ!!
凛:記憶が戻ったの
遥輝:奇跡やな
凛:……ん
遥輝:今日は邪魔せんとこ、ホテルまで送るわ
凛:ありがとう
遥輝:長かったけど、戻る時はあっという間なんやな
凛:ムカついたけど、、感謝しないといけないかな
遥輝:そろそろ、藁人形やめーや
凛:わかってるよ、、
遥輝:あれ処分するの誰やと思ってんねん
凛:卓さんにしてもらうから大丈夫
遥輝:卓さん、意外とビビりやで
凛:だからさせるの!
遥輝:酷やな、お前……笑
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優乃(プロフ) - chiimero0922さん» ありがとうございます! (2019年2月1日 23時) (レス) id: 3c95d94fc2 (このIDを非表示/違反報告)
chiimero0922(プロフ) - この小説楽しみにしてます!更新頑張って下さい! (2019年1月2日 22時) (レス) id: 25a2506573 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:優乃 | 作成日時:2018年12月3日 3時