・ ページ13
遥輝:Aやからやで
この言葉に嘘はない
今、Aのことが好きなのかと言われたら
微妙…
けど同い年でもないましてや年下と
しかも女の子とアイス食べて駅まで送ってとか普段の俺は絶対しない
理想とかけ離れた人とここまで出来るのは
惚れてるとかの問題やなくて
運命の相手やからやと思う
A:その言い方はずるいですよ…先輩
期待しちゃいます…
遥輝:すれば？
A:え？
遥輝:期待すればえーやん
A:声出てました？
遥輝:バッチリ
A:///
恥ずかしさとどうしたらいいか分からなくて
机の上でアイスのカップを
弄ってると
その手に…マメだらけでテーピングで
固められた手が重なる
A:遥輝先輩？
遥輝:俺と…付き合ってや？
A:買い物に？
遥輝:ふっ笑
なんで買い物に付き合うねん笑
買い物やなくて…俺の彼女になってや？
A:えぇ？！
遥輝:あかん？
A:…
遥輝:ま、考えてみてや
時間はあるし、今日は家まで送るわ
離れていった手の温もりが寂しくて
カップやらゴミを捨てようと
立ち上がった先輩の袖を掴んで
遥輝:A？
A:…先輩の彼女にしてください
どこかで見た少女漫画のセリフ
まさか自分が発することになるとは…
遥輝:えーよ
A:…っ///
遥輝:ほら、帰んぞ
さっきと違うのは…先輩の隣にひっついて
手を繋いでること
そして呼び名が変わったこと
A:遥くん…///
遥輝:ん？
A:ぎゅってして
遥輝:(え、何なんめちゃ可愛いやん)
後頭部に手を回して軽く引き寄せて抱きしめる
A:っ
遥輝:ふ、赤くなりすぎ笑
じゃあな
A:送ってくれて…ありがとう
たまに抜ける敬語
俺の事一生懸命遥くんって呼んで
遥輝:あかんっ、かわえぇ……
A:……っ遥くん？
遥輝:ごめん……起こした？
A:っん…んーっ……zz
思い出すだけで重症や
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 315人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「プロ野球」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優乃(プロフ) - あんさん» ありがとうございます！ (2019年12月5日 10時) (
レス) id: 3c95d94fc2 (このIDを非表示/違反報告)
あん - サイアイ大好きです！ (2019年12月4日 21時) (レス) id: 18d8a2519a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優乃
| 作成日時：2018年11月24日 3時
