9 ページ9
そんなAちゃんが
僕達に心を開き始めてくれたのは
一緒に生活し始めてから約3ヶ月後
勇人:っす
遠征先で…バス移動で最後に乗り込んできた2人
原:勇人ー！
勇人:はい
原:Aは？
勇人:いますよ？ここに
姿が見えなくて心配になった監督
ここと指さした先は勇人さんのパーカーの中で
まだ爆睡中だった
原:笑
笑ってる監督だけど…ニヤニヤしてる
きっと孫みたいに可愛いんだろうなー
結構距離がある所で…
途中トイレ休憩を
その時まだAちゃんは寝ていて
それを見て安心した勇人さんは
僕にAちゃんを託して
外に出ていった…
受け取ったAちゃんはあったかくて
初めてちゃんとお顔が見えた…
すっげー可愛い…！
A:んっ…
モゾっとしだしたAちゃん…
お願いだから泣かないでー
なんて願いは届くわけもなく…
A:っえ…っく…えーん泣
宮國:大丈夫だよー？怖くないよ？
内海:うわ！宮國が泣かせた！
宮國:違いますよー…
勇人さんもうすぐ帰ってくるからね？
僕と一緒に待ってよ？
泣きながらも頷いてくれたから…一安心
宮國:Aちゃん僕は椋丞っていいます
りょーちゃんってよんでね？
A:っ…りょーちゃ
宮國:(可愛い…♡)
内海:おっ…なつくんちゃう？
未だに泣いてるけど…僕の服をぎゅっと握ってる
A:泣
内海:俺にもはよ懐かんかなー
みんながこうやって口々に言うのは
Aちゃんが寝てる時によく勇人さんが
普段2人の時のAちゃんの動画を見せてくれたり
写真をみて…懐かれてもないのに
メロメロになっているからで笑
勇人:戻りましたー
A:泣…ぱぁー
勇人:おっ起きたん？笑
はいはい…そんな泣かんの
必死に手を伸ばして勇人さんを求めるAちゃん
めったに聞けない泣き声以外の声
亀井:ぱぁって呼ばれてんの？笑
勇人:可愛いでしょ？舌足らずのパパ！
そうAちゃんはまだ1歳半で
歩くのもﾖﾁﾖﾁな感じ…笑
勇人:椋丞優しいやろ？
A:ん…
勇人:まだ慣れへんなー？笑 もうちょっとやなー
勇人さんの子供とは思えないぐらい人見知り
でも子供ってこんな感じなのかな？
特にこの年の子は…
勇人さんは自分の席に戻って
Aちゃんを抱っこしたまま漫画を読み始めて
Aちゃんも胸元に寄り添って大人しくしてる
これが僕に心を開き始めてくれた日…
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 266人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優乃(プロフ) - みぃさん» 全然気づかなかったです笑 多分寝ぼけてました…！書き直しときますね (2018年9月20日 18時) (
レス) id: 3c95d94fc2 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 娘さんの誕生日が12/15なので勇人の方が誕生日1日早いはずなので39話の展開ずれがあると思います。勇人さん12/14なのでこのお話大好きなので続きも楽しみにしています。 (2018年9月20日 1時) (レス) id: a1341d807f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優乃
| 作成日時：2018年7月6日 1時
