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勇人:だったら
母:私の勝手なわがままであなたのお父さんとの
約束を破ることになるけど
Aと暮らしてみない？
勇人:は？
母:あの子今日泣いたでしょ？
勇人:はい
母:夜泣き以外であんなに泣いたの2度しかないの…
1度目は梨花がいなくなった時
2度目は今日よ
余程あなたが好きなのね…
寂しいんだと思うわ
梨花もいなくてパパもいなくて…
託児所にいると嫌でも
親の姿を目にしてるはずだから尚更
勇人:でも俺には野球が
母:もちろん…手助けはするし
看護師の仕事を辞めたら
あなたのご厚意に甘えさせてもらって
この家に住んでもいいわ…
今のAにはあなたが必要なの
A:大泣
勇人:夜泣き？
話は一旦中断して寝室に向かう
勇人:Aー
A:っく…ｷﾞｬｰ泣
勇人:お腹減ったんかー？怖い夢見たか？
どうすればええんか分からんけどとりあえず
ユラユラ揺らしながらリビングに連れていく
母:Aーお腹すいたね〜
ぱぱっと作ったみたいでミルクが入ったマグを
Aに渡す
A:っ…
勢いよく飲みほして
勇人:めっちゃ腹減ってたんやん…笑
そのままコテっと俺の胸に
顔を埋めて寝始めたから
そのまま床に座って話の続きをする
勇人:俺…何もできないっすよ？
料理もそれこそミルクの作り方もわからへんし
小さい子のお風呂は…先輩の子入れたことあるからしようと思えばできるけど…Aとなれば別で
母:とりあえず…2歳になるまで
半年2人で過ごしてみない？
それで無理だったら
Aには申し訳ないけど
私が責任もって育てる
国から補助も出るから…贅沢はできないけど
ちゃんと成人させるまでは育てられる
あなたには今まで通り会わせない…
2歳までなら記憶も曖昧でしょうから
勇人:…
母:考えてみて…
ごめんなさい…こんな事しか言えなくて
勇人:いや…正しいと思います
ホントやったら俺が育てなあかん…俺の子やし
ただそこに素直に頷けんのは野球っていう存在が
邪魔をするからでそれをおばさんも分かってるから
敢えてこういう風に言ってくれてる…
その日はここで終了して
俺はAと一緒に寝た
ラッキーカラー
あずきいろ
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優乃(プロフ) - みぃさん» 全然気づかなかったです笑 多分寝ぼけてました…！書き直しときますね (2018年9月20日 18時) (
レス) id: 3c95d94fc2 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 娘さんの誕生日が12/15なので勇人の方が誕生日1日早いはずなので39話の展開ずれがあると思います。勇人さん12/14なのでこのお話大好きなので続きも楽しみにしています。 (2018年9月20日 1時) (レス) id: a1341d807f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優乃
| 作成日時：2018年7月6日 1時
