Vampire , (ページ7)

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#5 , ページ7

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みふゆ「ねえ！帰り永里さんのお店行こうよ」

「人あんまり居ないしいいね」

みふゆ「バイト募集してたから働けば？」

---- 放課後 ----

Aside

みふゆ「永里さーーん」

永里「おー、いらっしゃいませ～」

みふゆ「ねえ、ちょっとあれ誰ｯ」

「後ろ姿じゃカッコイイかどうかなんて分からないよ」

席に座り飲み物を頼むと弟が御手洗に行くとこを見掛ける

「すぐ戻るから待ってて」

みふゆ「絶対イケメン … 」

------------

純「ここ女子トイレじゃないけど？」

「あんたこんな所でなにしてんの、またやってるの？」

純「違うよ」

「またタバコ持ってるんでしょ」

純「持ってねえよ」

「勝手にしていいけど私が見張ってること忘れないで。」

「こんなことする子じゃないでしょ、戻ってよ」

純「ほっとけ」

純が不機嫌そうにトイレを出ると鏡に自分の顔が映る。

「酷い顔、」

自分もトイレから出ると誰かにぶつかる

「すみませ … ｯ」

？「ごめんね？えっ … と、ここは男子用？」

「そうだけど、私はちょっと、話すと長くなる …」

この沈黙は辛い …

「ごめんなさい、私友達待たせてるから!!」

みふゆ「どこ行ってたの？」

「ちょっとトイレ…」

楽しく話をしてるともう夕方の時間。

店長の永里さんにお礼を言ってみふゆと別れ

お母さんとお父さんの眠るお墓に行き

ベンチに座る。

なんとか１日を終了させた。

"大丈夫、ありがとう"

って今日だけで30回以上は言ったかも。

本心じゃないけど誰も気が付かない。

気が付くと周りに霧が立ち込める。

「気味悪い、」

足早に立ち去る中振り向くと誰かが立ってる。

恐怖が勝って走って逃げたのに

「あっ … 」

最悪、こんな歳で転ぶってなに …

立ち上がって振り向くとそこにはトイレでぶつかったあの人が

立っていた。