せんぱい

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テンパるあたしを真顔で見つめる樹先輩








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北斗「 は？まじ？(笑)やめときなAちゃん。こいつ年上の女の人しか興味ねーから」








A「 まじですかい！！！」









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つか、告ってもないのに

なんで振られたみたいになってんの。







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北斗「 つかお前も真顔やめろ(笑)怖いから 」








樹「 人相悪くてすいやせんねー。」











2年生になりたいを撤回します




私は 3年生になりたいです。







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「だっさ。振られてるしウケる(笑)」






「1年のくせに調子乗ってっからだよばーか(笑)」












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あたしは そんな声が聞こえ
後ろを振り返る







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人がうじゃうじゃ居て誰が言った分からない。





てか空耳？？







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北斗「 どった ？Aちゃん」









A「 いえ！別に 」








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気のせい？？








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みずちん「 おーいA！そろそろ教室戻ろ！」






A「 はーい！今行く！じゃ、先輩！またっす！」







樹「 もう来なくていいよ 〜 」








A「 えー。そんなこと言って本当は寂しいんでしょー？」←







樹「 は？ポジティブ過ぎるわ 」









A「 先輩のいじわる！！！」









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ははッ とわらう 先輩に

また 胸がざわめく







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だめだ。



振られたけど そんな事関係無しに

好きだ。








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その笑顔やめろーーー！！！






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そう思いながら壁に頭を叩きつける







樹「 こえーこえー。辞めろ(笑)」








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その笑顔が好きなんだよ。













気持ちに答えられないなら あたしにその顔


すんな馬鹿。







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