せんぱい (ページ11)

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樹「ぷッまじでバカ崎 (笑)」

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教室のドアにもたれながら半泣きで机に座るあたしを見て笑ってくる

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A「 ... デートしたかった」

お台場行きたかったよぉ

なんであたしこんなにバカなんだろ ...

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樹「 ... するか？今から」

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A「え？」

樹「スクールラブ ... ってやつ？」

ちょっと照れくさそうに首の後ろを擦りながら先輩が呟く

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ダメだ。

どんどん好きになっていく

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A「先輩！ここで写真撮りたい！」

樹「また写真かよ～」

嫌々そうに写真に入ってくるけど、写真に映ると笑顔で撮ってくれる

A「先輩かっこいい～待ち受けにする～ ♡ 」

樹「きも。」←

A「酷っ！！！」

ポンっと暖かい手があたしの頭に触れる

見上げると優しい顔をして微笑む先輩

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とくん ...

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先輩を知れば知るほど

もっともっと好きになってく

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樹「もうしたい事ねぇの？満足？」

A「はい！満足です ♡ 」

本当に大満足だ。

にやにやしながら今日撮った写真を見返す

A「あ！先輩は何かしたいことありますか？あたしが出来る事ならなんでもします！！」

樹「なんでも？」

A「はい♡」

すると少し黙る先輩

A「？ ... せんぱ ... っ」

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ちゅっ ...

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顔を上げると唇に当たる暖かい感触

え ... これってもしかして ...

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樹「俺もこれで満足。ありがとう A」

コツンと先輩のおでこがあたしのおでこにあたる

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やばい ...

殺す気ですか先輩。

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