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「なんだ。いつにも増して辛気臭いな、恵。お通夜かよ」
先の任務での虎杖の死。
彼の最期の言葉を階段に腰掛けて噛み締めていた一年二人のもとに、髪を高い位置で括った女性がやって来る。
「禪院先輩」
「私を苗字で呼ぶんじゃ_______」
「真希、真希！」
真希が声の方向を向くと、木の陰から顔を出す彼女の同期達。
「マジで死んでるんですよ、昨日！一年坊が一人！」
「おかか」
一年の気持ちを思ってか慌てるパンダと、呆れたように見つめる狗巻。
そして面倒くさそうに欠伸をするコウ。
「は や く 言 え や」
事情を知った真希が冷や汗をかきながら、ギギギと音が鳴りそうに首を回す。
「これじゃ私が血も涙もねぇ鬼みてぇだろ！」
「実際そんな感じだぞ！？」
「あーあ、第一印象最悪だね。ちょーウケる」
「ツナマヨ」
木の陰から出て来た彼らに加わって、ギャーギャーうるさくなる。
「何？あの人(？)達」
「二年の先輩」
突然お通夜だの言われた挙句、騒ぎ始める人達を釘崎が呆れて尋ねる。
「禪院先輩。呪具の扱いなら学生一だ」
四人で会話を広げる二年を伏黒が順に紹介していく。
「呪言師、狗巻先輩。語彙がおにぎりの具しかない」
伏黒の言葉通り、同期と話す彼の言葉は理解不能だ。
「コウ先輩。この人はとにかく謎だ。特に中身が」
ボサボサの髪を一つに低く纏めた彼女は、綺麗な顔立ちをしているが、とても女らしいとは言えなかった。
騒ぐ他の二年を見つめながら欠伸ばかりしている。
そして最後にパンダを簡潔に紹介する。
「パンダ先輩」
他の学年より少し人数の多い二年生が騒ぐと中々にうるさい。
「あと一人、乙骨先輩って唯一手放しで尊敬できる人がいるが、今海外」
「アンタ、パンダをパンダで済ませるつもりか」
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シバ(プロフ) - 春光さん» ありがとうございます‼︎めちゃくちゃ嬉しいです😭拙い内容かもしれませんがこれからもよろしくお願いします！ (2022年4月9日 23時) (
レス) id: 23e6976bb8 (このIDを非表示/違反報告)
春光 - 私的に凄い好きな物語でした｡◕‿◕｡ 後編、楽しみです。更新頑張ってください!! (2022年4月3日 15時) (レス) @page49 id: 51abf968eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シバ | 作成日時：2022年3月27日 1時
