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彼女の言葉に虎杖は一瞬で全てを察した。
「五条先生ガ…持ッテルヨ…」
「どーせ悟があげるとか言って、悠仁が壊したんでしょ」
「ギクッ」
「チッ。あのバカ目隠し」
ふと虎杖が部屋の隅でゴロゴロしているコウに気付く。
「おっ!コウ先輩制服着てるじゃん!ちゃんと着てるとこ初めて見た」
「ホントは着たくないけど。だって動きづらいじゃん」
そう、虎杖の元に来ていた時の彼女はいつも寝巻きですかと問いたくなるようなスウェット姿だった。
首元がすっきりしたデザインの制服を今はきっちりと着こなしている。
ついでに言えば下は真希と同じタイトスカートだ。
そしていつもと変わらないのは黒い、太めのチョーカー。
「あ?お前、コイツ生きてたの知ってたのかよ」
「え?うん、そうだけど」
「ええ!?先輩知ってたの?隠してたってこと?」
「てっきり五条先生以外誰も知らないのかと思ってました」
「いやー先生も最初はホントに少しの人にしか言わないつもりだったっぽいよ?でもコウ先輩、俺のとこにしょっちゅう授業サボりに来るから…」
「マジで何やってんだ?オマエ」
「……何?私ユージ君?とは今日が初めましてだけど」
「「「「いや無理あるだろ」」」」
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シバ(プロフ) - 春光さん» ありがとうございます‼︎めちゃくちゃ嬉しいです😭拙い内容かもしれませんがこれからもよろしくお願いします! (2022年4月9日 23時) (レス) id: 23e6976bb8 (このIDを非表示/違反報告)
春光 - 私的に凄い好きな物語でした。◕‿◕。 後編、楽しみです。更新頑張ってください!! (2022年4月3日 15時) (レス) @page49 id: 51abf968eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シバ | 作成日時:2022年3月27日 1時