塩キャラメル系女子 （ jw ） ２

# ページ31

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Side,小瀧



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藤井「 望？ どしたー？ 」


小瀧「 …ぁ、ごめん。 流星、切るわ 」


藤井「 え？ あー、はいはーい 」





電話を切って、未だ泣き続けるAの方へ振り返る





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小瀧「 うん、ごめんなあ、おらんくなって

ほら、髪ビチョビチョやん。タオル持っといで？ 」


『 …んっ 』





頭を撫でると頷いてからとてとて〜ってまた脱衣所へ向かうA






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神様……Aを酔わせてくれてありがとうございます…………





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『 そんな〜目で 見いつめてく〜んのや〜めてくれえ〜 』







風呂から上がると


んふふっとか、笑いをこぼしながら、もみ冬見とった





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いやもう、それ俺のセリフやわ……






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小瀧「 A？ 寝るで〜 」


『 んー…おやすみぃ 』


小瀧「 え？ 一緒に寝るやろ？ 」







不思議に思ってAの方に寄ると、寂しそうに俯いてつぶやくA







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『 …ここで寝る 』


小瀧「 ひとりで寝んの怖いんやろ？(笑) ベッド行こ？ 」

『 …こわい、けど……

私はのんの彼女でも何でもないから、あかん…… 』






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…そうやった




Aは、俺らん中で一番って言えるくらい、ジャス民をめっちゃ大事にしてるから





申し訳ない、とか思ってんねやろなあ……





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小瀧「 ……確かに彼女ちゃうけど、俺にとってAは彼女より大事やし、A以上に大切な人なんかいいひんで？

……Aは、“特別” 」






俯くAに視線を合わせてそう言うと、






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『 “特別”…そっかあ、“特別”か、ふふ 』





って、嬉しそうにふにゃって笑う





小瀧「 そう(笑) …おいで？ 」






腕を広げる俺の首に、Aの細い腕が巻き付いて




お姫様だっこで寝室へ向かう






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