金田一少年の事件簿N 【1】続き

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あなたside


佐木:「どうしたんすか、先輩？」



はじめはなんか、ロウソクの臭いを嗅いでる。




その姿が犬みたいで、可愛く思えてしまう…(*^^*)



美雪:「顔、ニヤけてるよ？^^」



あ:「なっ…//ニッニヤけてない!//」



私、ニヤけてたのか…//はずっ!!




一:「そうか…。だから映写室のフィルムが空回りしてたんだ。」




美雪:「はじめちゃん、どういう事？」







一:「わかったぜ、二重密室の謎が…。このトリックを使えば部室にいても犯行は可能だ」




あ:「ちょっとまって。そもそもあの時、部室にいた全員、睡眠薬で眠らされてたんだよ?」









〜映研部室〜




佐木:「問題は、どうやって犯人が自分だけ睡眠薬を飲まずにするか…ですよね」




真壁:「事件のあと、紙コップ全てにから睡眠薬が検出されてるのに？」





一:「それは簡単だよ」





あ:「え？」




一:「１つだけ睡眠薬の入っていないコップを作っておいて皆が眠ってる間に蔵沢先輩達を殺害してそのあと、自分のコップに睡眠薬をいれれば証拠は残らない」






あ:「なるほど…」




真壁:「…ん？…あぁ〜」




部長、ちゃんとわかってんのかな？w





一:「おっさん達の調べによると、睡眠薬は烏龍茶の方じゃなく、袋入りの紙コップ全て。使われなかったコップにも睡眠薬が仕込まれていた…」





一:「あの時、部屋にいたのは11人…。だよな？」




佐木:「あ、はい。マグカップを使ってた蔵沢先輩を除いて金田一先輩、名前先輩、美雪先輩、僕。…で真壁部長は家に行ってていなかった」





あ:「あと門脇先輩と、黒河さん、辻くん、星野ちゃん、遊佐ちゃん…合計9人」




佐木:「あと、剣持さん達二人を入れたら11人ですね」

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